GFS 共用ファイルシステムを作成するディスクの設計について説明します。
GFS 共用ファイルシステムは、ファイルシステムを作成する GDS の論理ボリューム以外にも、GFS 共用ファイルシステムを運用するために必要な情報を管理する、管理パーティション専用の GDS の論理ボリュームが 1 つ必要になります。
GFS 共用ファイルシステムについて、必要な GDS の論理ボリュームの本数を以下の表に示します。
用途 | GDS の論理ボリュームの本数 | 備考 |
---|---|---|
管理パーティション | 1 | 40 メガバイト以上のサイズのボリュームが必要です。 |
ファイルシステム | ファイルシステムごとに 1~ 32 | ファイルシステム数の上限値は 10 です。 |
GDS : Global Disk Services
参照
管理パーティションについては、本書の“第5章 管理パーティション”を参照してください。
ファイルシステムの設計については、本書の“4.3 システム設計”を参照してください。