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PRIMECLUSTER Global File Services 説明書 4.6
FUJITSU Software

4.1 システム起動/終了時のファイルシステムのマウント/アンマウント契機

  GFS 共用ファイルシステムでは、システム起動/終了時に自動的にマウント/アンマウントするための設定が ufs とは異なります。

  GFS 共用ファイルシステムでは、/etc/vfstab の mount at boot パラメタは必ず no に設定する必要があります。システム起動時の自動的なマウントの設定は、/etc/vfstab の mount options に noauto を記述するか否かで設定します。

  /etc/vfstab の mount options に noauto を記述しない場合は、システム起動時に、SMF (Service Management Facility) の GFS サービスの起動により自動的にマウントされます。GFS サービスの FMRI (Fault Managed Resource Identifier) は以下です。

  svc:/milestone/fjsvgfsfsrm

  /etc/vfstab の mount options に noauto を記述した場合は、システム起動時の自動的なマウントは行われません。

  GFS 共用ファイルシステムは、システムのシャットダウン時に、SMF の GFS サービスの停止により自動的にアンマウントされます。

注意

  管理パーティションと自動マウントを行う GFS 共用ファイルシステムのパーティションを配置する GDS ボリュームは、システム起動時に自動的に ACTIVE の状態にされるように設定する必要があります。

参照

  GDS の詳細については、“PRIMECLUSTER Global Disk Services 説明書”を参照してください。