GFS 共用ファイルシステムでは、システム起動/終了時に自動的にマウント/アンマウントするための設定が ufs とは異なります。
GFS 共用ファイルシステムでは、/etc/vfstab の mount at boot パラメタは必ず no に設定する必要があります。システム起動時の自動的なマウントの設定は、/etc/vfstab の mount options に noauto を記述するか否かで設定します。
/etc/vfstab の mount options に noauto を記述しない場合は、システム起動時に、SMF (Service Management Facility) の GFS サービスの起動により自動的にマウントされます。GFS サービスの FMRI (Fault Managed Resource Identifier) は以下です。
svc:/milestone/fjsvgfsfsrm
/etc/vfstab の mount options に noauto を記述した場合は、システム起動時の自動的なマウントは行われません。
GFS 共用ファイルシステムは、システムのシャットダウン時に、SMF の GFS サービスの停止により自動的にアンマウントされます。
注意
管理パーティションと自動マウントを行う GFS 共用ファイルシステムのパーティションを配置する GDS ボリュームは、システム起動時に自動的に ACTIVE の状態にされるように設定する必要があります。
参照
GDS の詳細については、“PRIMECLUSTER Global Disk Services 説明書”を参照してください。