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PRIMECLUSTER Global Link Services 説明書 4.6 (マルチパス機能編)
FUJITSU Software

6.7.1 mpnetlinkwatchコマンド

名前

mpnetlinkwatch - 伝送路接続状態表示コマンド

形式

/opt/FJSVmpnet/bin/mpnetlinkwatch インターフェース名 [通信パス名]

説明

本コマンドは、指定したインターフェースを構成する通信パスまたは指定した通信パスの伝送路接続状態(Link Up/Down)を表示します。

DR機能を利用してデバイスを交換した場合には、必ず本コマンドを実行し、ケーブル抜けがないか確認してください。

表示例

表示例を以下に示します。

# /opt/FJSVmpnet/bin/mpnetlinkwatch mpnet0

Link watch Instance: mpnet0

Name   Status       Link Status

fjgi0   standby      up
fjgi1   active       up
 

表示内容

上記の表示例より出力された情報について、"表6.11 伝送路接続状態表示コマンドの表示情報"に示します。

表6.11 伝送路接続状態表示コマンドの表示情報

表示情報

説明

Link watch instance: mpnetX

指定したインターフェース名を表示します。

Name

インターフェースを構成するデバイス名を表示します。

Status

デバイスの状態を表示します。
・active : 通信可能または通信中
・standby : 通信可能であり、待機状態
・stop : 停止状態
・fail : 異常による停止状態
・busy : 通信パス処理中
・disconnected: DR機能により通信パスが切り離された状態

Link Status

デバイスのケーブル接続状態を表示します。
・up : Link up状態
・down: Link down状態

留意事項

本コマンドは、スーパーユーザー権限で発行します。