本書は、Global Link Services (マルチパス機能)に関する機能、導入、および運用管理手順について説明したものです。
本書の読者
本書は、マルチパス機能の導入、運用管理を行うシステム管理者を対象にしています。また、クラスタ制御の基本部であるPRIMECLUSTERについて理解していることを前提としており、一部の用語および項目については説明を省略しています。
本書の構成
本書の構成は以下のとおりです。
本書の表記について
特に注意すべき事項の前には、以下の記号が付いています。
注意
注意する項目について説明します。
略称について
Oracle Solarisを『Solaris』と記述しています。
Enhanced Support Facilityを『ESF』と記述しています。
eXtended System Control Facilityを『XSCF』と記述しています。
Dynamic Reconfigurationを『DR』と記述しています。
商標について
OracleとJavaは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。
Ethernetは、富士ゼロックス株式会社の登録商標です。
UNIXは、米国およびその他の国におけるオープン・グループの登録商標です。
PRIMECLUSTERは富士通株式会社の登録商標です。
出版年月および版数
2021年10月 初版 |
高度な安全性が要求される用途への使用について
本製品は、一般事務用、パーソナル用、家庭用、通常の産業用などの一般的用途を想定して設計・製造されているものであり、原子力施設における核反応制御、航空機自動飛行制御、航空交通管制、大量輸送システムにおける運行制御、生命維持のための医療用機器、兵器システムにおけるミサイル発射制御など、極めて高度な安全性が要求され、仮に当該安全性が確保されない場合、直接生命・身体に対する重大な危険性を伴う用途(以下「ハイセイフティ用途」という)に使用されるよう設計・製造されたものではございません。お客様は、当該ハイセイフティ用途に要する安全性を確保する措置を施すことなく、本製品を使用しないでください。ハイセイフティ用途に使用される場合は、弊社の担当営業までご相談ください。
お願い
・本書を無断で他に転載しないようお願いします。 |
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