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PRIMECLUSTER 導入運用手引書 4.6
FUJITSU Software

16.2 構築

Oracle Solaris ゾーン環境におけるクラスタの構築手順を以下に説明します。

Oracle Solaris Legacy Containers(OSLC)環境を使用する場合の構築は、“16.3 OSLCを使用する場合の構築”を参照してください。

Oracle Solaris ゾーン構築の詳細については、OSのマニュアルを参照してください。

シングルノードクラスタ構築の詳細については、“5.1.1 CF、CIPの設定”の注意、および“6.7.2.1 スタンバイ運用のクラスタアプリケーション作成”を参照してください。

Oracle VM Server for SPARC環境のゲストドメイン上に構築する場合は、事前にOracle VM Server for SPARC環境のゲストドメインを作成してから、以下の手順で構築してください。

本章で説明する環境構築手順の概要を以下に示します。

図16.13 PRIMECLUSTER構築の流れ

表16.16 構築手順

No

作業

説明章

各構成での作業の必要性
(16.1.3の構成番号)

1

2

3

4

5

6

7

(1) グローバルゾーンの作成

16.2.1

1

グローバルゾーンへのOSインストールと設定

16.2.1.1

2

Oracle Solaris 10 zone packageのインストール

16.2.1.2

3

グローバルゾーンへのNTPの設定

16.2.1.3

4

グローバルゾーンへのカーネルパラメタの確認/設定

16.2.1.4

5

グローバルゾーンへのPRIMECLUSTERのインストール

16.2.1.5

6

Solaris11 グローバルゾーンの BE (Boot Environment) UUID の確認/設定

16.2.1.6

(2) グローバルゾーン上のクラスタアプリケーションの作成

16.2.2

7

クラスタの構築

16.2.2.1

8

Gdsリソースの作成

16.2.2.2

9

Fsystemリソースの作成

16.2.2.3

10

Glsリソースの作成

16.2.2.4

11

作業用クラスタアプリケーションの作成

16.2.2.5

(3) 既存のSolaris環境をノングローバルゾーンに移行する場合の準備

16.2.3

12

移行元でのアーカイブの作成

16.2.3.1

(4) ノングローバルゾーンの作成

16.2.4

13

リソースプールの作成

16.2.4.1

14

ノングローバルゾーンの作成

16.2.4.2

15

ノングローバルゾーンへのOSインストール

16.2.4.3

16

ノングローバルゾーンの起動とOSの設定

16.2.4.4

17

ノングローバルゾーンへのPRIMECLUSTERのインストール

16.2.4.5

18

グローバルゾーンの環境設定 (ノングローバルゾーンへのPRIMECLUSTERのインストール後)

16.2.4.6

19

ノングローバルゾーンのWeb-Based Admin Viewの設定

16.2.4.7

20

ノングローバルゾーンのクラスタリソース管理機構の初期設定

16.2.4.8

21

ノングローバルゾーンでのGLSの設定

16.2.4.9

22

ノングローバルゾーンへのミドルウェア製品のインストール

16.2.4.10

23

ノングローバルゾーンのRMSの設定

16.2.4.11

24

ノングローバルゾーンのクラスタアプリケーションの設定

16.2.4.12

25

ノングローバルゾーン構成情報の共有

16.2.4.13

(5) グローバルゾーン上のクラスタアプリケーション再設定

16.2.5

26

作業用クラスタアプリケーションの削除

16.2.5.1

27

ノングローバルゾーン制御用Cmdlineリソースの作成

16.2.5.2

28

共有IP制御用Cmdlineリソースの作成

16.2.5.3

29

クラスタアプリケーションの作成

16.2.5.4

◎:必須、○:必要に応じて実施、-:不要

GLS: Global Link Services