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Symfoware Server V12.6.0 RDA-SVオペレーションガイド
FUJITSU Software

3.8 シェル連携の利用方法

RDA-SVでは、RDBMSが持つプロシジャと同様なビューで、サーバシステム上の利用者作成シェルをパソコン上のODBC対応パッケージより利用可能とします。

RDA-SVは、利用者作成シェルに関して、情報の通知および実行機能を提供します。以下の図に、利用者作成シェルの使用例を示します。

図3.8 利用者作成シェルの使用例

備考1. シェル情報は、“#RDASV”という固定スキーマで管理します。

備考2. パソコン側でデフォルトスキーマ名を指定せずにプロシジャ情報の取得を要求した場合は、RDBMSで管理するプロシジャ一覧およびシェル情報一覧を返却します。デフォルトスキーマ名に“#RDASV”を指定した場合は、利用者作成シェルの情報一覧だけを返却します。

備考3. パソコンからのシェルの実行(SHELL1)は非同期実行型で起動します。シェル起動時は、RDA-SVのデーモン・プロセス起動時の環境変数をそのまま引き継ぎます。シェルの起動結果は、SQL文の実行結果として通知します。

備考4. 利用者作成のシェルの作成方法および処理について、RDA-SV固有な制限はありません。なお、利用者作成シェルの実行結果のパソコン側への受渡しは、利用者責任で実施してください。