変更内容
SymfowareDataReader.GetSchemaTable()メソッドおよびSymfowareCommandBuilderクラスの動作を変更します。
非互換
フィールド | V10.1.x以前 | V11.0.0以降 |
---|---|---|
BaseServerNameの値 | string.Empty | DBNull.Value |
ColumnOrdinalの値 | 1から番号を振る | 0から番号を振る |
ProviderTypeのデータ型 | System.String | 枚挙型、枚挙名 SymfowareDbType |
NumericPrecisionのデータ型 | System.Int32 | System.Int16 |
NumericPrecisionの値 | ProviderType が数値データ型以外の場合は、0になる。 | ProviderType が数値データ型以外の場合は、DBNull.Value値になる。 |
NumericScaleのデータ型 | System.Int32 | System.Int16 |
NumericScaleの値 | ProviderType が DBTYPE_DECIMAL または DBTYPE_NUMERIC以外の場合は、0になる。 | ProviderType が DBTYPEDECIMAL または DBTYPE_NUMERIC以外の場合は、DBNull.Value値になる。 |
BaseCatalogNameの値 | 現在接続中のデータベース名 | DBNull.Value |
メソッド/属性名 | V10.1.x以前 | V11.0.0以降 |
---|---|---|
DataAdapter | ベースクラスのDataAdapterプロパティはSymfowareCommandBuilderと一致しない。 | ベースクラスのDataAdapterプロパティはSymfowareCommandBuilderと一致する。 |
Dispose(bool) | SymfowareCommandBuilderに関するリソースのみを解放する。 | ベースクラスとSymfowareCommandBuilderに関するリソースを両方とも解放する。 |
QuotePrefix | QuotePrefixの属性値を任意の文字列に指定可能。 | デフォルト値は二重引用符(“)。二重引用符の設定をサポートする。他の値を設定する場合、JYP9121Eを返却する。 |
QuoteSuffix | QuotePrefixの属性値を任意の文字列に指定可能。 | デフォルト値は二重引用符(“)。二重引用符の設定をサポートする。他の値を設定する場合、JYP9121Eを返却する。 |
GetDeleteCommand | SELECT文に、主キーとユニーク等情報がない場合、DeleteCommandの生成時、下記のエラーメッセージを返却する。 JYP9206E SQL文の生成に失敗しました | SELECT文に、主キーとユニーク等情報がない場合、DeleteCommandの生成時、下記のエラーメッセージを返却する。 DeleteCommand の動的 SQL 生成は、キーである列情報を返さない SelectCommand に対してはサポートされていません。 |
GetInsertCommand | SELECT文に、主キーとユニーク等情報がない場合、InsertCommandの生成時、下記のエラーメッセージを返却する。 JYP9206E SQL文の生成に失敗しました | SELECT文に、主キーとユニーク等情報がない場合、InsertCommandの生成時、下記のエラーメッセージを返却する。 動的 SQL 生成は、ベース テーブル情報を返さない SelectCommand に対してサポートされていません。 |
GetUpdateCommand | SELECT文に、主キーとユニーク等情報がない場合、UpdateCommandの生成時、下記のエラーメッセージを返却する。 JYP9206E SQL文の生成に失敗しました | SELECT文に、主キーとユニーク等情報がない場合、UpdateCommandの生成時、下記のエラーメッセージを返却する。 動的 SQL 生成は、ベース テーブル情報を返さない SelectCommand に対してサポートされていません。 |
RefreshSchema() | DbCommandBuilderと関連するコマンドについての情報を削除する。 | SymfowareCommandBuilderと関連するコマンドについての情報を削除する。 |
対処方法
ConnectionStringプロパティのtuneparamキーワードにTableAdapterCompatible=ONを指定してください。
TableAdapterの自動生成を使用する場合は、Tuneparamの入力欄にTableAdapterCompatible=ONを指定してください。
TableAdapterCompatibleにONを指定し、V10.1.x以前の動作に戻した場合、TableAdapterの機能は使用できません。
TableAdapterCompatibleにONを指定した状態で、Visual StudioでTableAdapterのデータを更新する機能を自動生成すると、Visual Studioがエラーを返却し、アプリケーションの自動生成に失敗します。
クラス名 | メンバ | V10.1.x以前 | V11.0.0以降 | |
---|---|---|---|---|
SymfowareCommandBuilder | パブリックプロパティ | CatalogLocation | × | ○ |
CatalogSeparator | × | ○ | ||
SchemaSeparator | × | ○ | ||
パブリックメソッド | GetDeleteCommand(bool) | × | ○ | |
GetInsertCommand(bool) | × | ○ | ||
GetUpdateCommand(bool) | × | ○ | ||
UnquoteIdentifier | × | ○ |
○:サポート
×:未サポート(Visual Studioのソース自動生成時にエラー復帰)
TableAdapterCompatible = ({ON | OFF})
TableAdapterCompatible = OFF
SymfowareDataReader.GetSchemaTable()メソッドおよびSymfowareCommandBuilderクラスの動作を、V10.1.x以前の仕様で動作させます。
SymfowareDataReader.GetSchemaTable()メソッドおよびSymfowareCommandBuilderクラスの動作を、V11.0.0以降の仕様で動作させます。