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Kシリーズ端末エミュレータ LBPサポートV7.2 L30 使用手引書
FUJITSU Software

D.2 両面印刷について

ホスト側での装置記述(モデル名)により扱いが異なります。

ホスト側装置記述(モデル名)

FMLBP1/FMLBPCM

FMLBP2/FMLBP2CM

エミュレーション概要

多目的プリンタ(※1)での両面印刷制御をエミュレーションします。

ホスト系LBP(※2)での両面印刷制御をエミュレーションします。

プリンタファイル記述

印刷面(SIDE-)

○有効です

○有効です

SIDE-@DEVICE
(装置設定)

○片面印刷

○片面印刷

SIDE-@FRONT
(片面印刷)

○両面印刷

○両面印刷

SIDE-@BOTH
(両面印刷)

○両面印刷

○両面印刷

綴じしろ方向(BIND-)

綴じしろ方向の指定は、下記の綴じしろ幅、印刷原点位置とともに片面の情報として有効です。
両面印刷としては、以下を参照してください。

片面印刷でも両面印刷でも有効です。

BIND-@AUTO

○※3

○※3

BIND-@NO

○綴じしろ設定なし

○綴じしろ設定なし

BIND-@LEFT
(左綴じ)

△KLBPEMUの設定で可(下記)

○左綴じ

BIND-@UPPER
(上綴じ)

△KLBPEMUの設定で可(下記)

○上綴じ

BIND-@RIGHT
(右綴じ)

×

○右綴じ

BIND-@LOWER
(下綴じ)

×

○下綴じ

綴じしろ幅
印刷原点縦位置
印刷原点横位置

幅=綴じしろ幅

縦=印刷原点縦位置

横=印刷原点横位置

△裏面も表面と印刷領域の位置が同じになります

【左綴じ例】

○印刷領域は正しく配置されます

【左綴じ例】

KLBPEMUの「拡張印刷モード」の設定

ホストでの綴じしろ方向/綴じしろ幅は、裏面を考慮していませんので、「印刷面動作」、「裏面シフト」を適当に設定してお使いください。

左綴じまたは、上綴じが指定できます。

ホストでの綴じしろ方向/綴じしろ幅は、裏面についても有効となるので特に設定する必要はありません。

「印刷面動作」=自動
「裏面シフト」=0

でお使いください。

「印刷面動作」=「自動」での両面動作

・ポートレート

  →左綴じ両面

・ランドスケープ

  LPモード

  →上綴じ両面

ホストの指定どおりです

※1:FMGシリーズ、Kシリーズ端末エミュレータ用プリンタ。

※2:F6902AX1、F7967FX1/EX1/ES1等。


ホスト系LBPとの両面印刷時の相違点を下表に示します。

ホスト系LBP

KLBPEMU

印刷面(表面/裏面)の制御が可能です

綴じしろの指定が可能です

(綴じしろ幅、綴じしろ方向、印刷原点位置)

表面と裏面で異なる印刷形式(ポートレート/ランドスケープ等)の指定が可能です

表面と裏面で印刷形式が異なると、このときの裏面のデータは次の用紙の表面から印刷します

※3:綴じしろ方向は、印刷形式(PMODE)よりホスト側で自動判定されます。