コンカレントプログラムの稼働実績は、コンカレントプログラム制御ジョブの稼働実績を通して確認します。
コンカレントプログラム制御ジョブの稼働実績は、Systemwalker Operation Managerの稼働実績情報ファイルにCSV形式で出力されます。出力されたCSVファイルを表計算ソフトに読み込んでグラフ化すれば、ジョブの稼働実績が一目で分かります。システムの負荷分散などを検討するときに便利です。
監視するレコード
稼働情報実績ファイルに出力される情報には、「サービスレコード」、「ジョブレコード」、「ステップレコード」の3つがあります。コンカレントプログラム制御ジョブの稼働実績は、このうちの「ジョブレコード」で確認します。
ジョブレコードに出力される情報
「ジョブレコード」に出力される情報には、以下のものがあります。
ジョブ投入イベント
コンカレントプログラム制御ジョブが投入されたときに出力されます。
ジョブ開始イベント
コンカレントプログラム制御ジョブの実行が開始したときに出力されます。
ジョブ終了イベント
コンカレントプログラム制御ジョブの実行が終了したときに出力されます。
ジョブ消去イベント
コンカレントプログラム制御ジョブがSystemwalker Operation Managerを導入しているサーバから消去されたときに出力されます。
「ジョブレコード」に出力される情報は、Systemwalker Operation Managerの他のジョブの稼働実績として出力される情報と同じです。詳細は、“Systemwalker Operation Manager リファレンス集”のジョブレコードに関する説明を参照してください。
参考
コンカレントプログラム制御ジョブの稼働実績情報の出力定義について
稼働実績情報ファイルを採取するためには、ジョブ実行制御機能の[運用情報の定義]ウィンドウ-[ログ]シートで[稼働実績情報を保存する]を選択します。詳細は、“Systemwalker Operation Manager 運用ガイド”のジョブ履歴出力に関する説明を参照してください。