ページの先頭行へ戻る
Systemwalker Operation Manager Systemwalker for ERPパッケージジョブ連携ガイドOracle E-Business Suite編
FUJITSU Software

3.5 コンカレントプログラム制御ジョブの起動権限の付与

コンカレントプログラム制御ジョブは、登録先のプロジェクトの所有者によって起動されます。このときのプロジェクトの所有者は以下のいずれかである必要があります。

プロジェクトの所有者をシステム環境設定ファイルの「CJGRP」パラメタに指定したグループに所属させるときに必要な情報を以下に示します。

オペレーションの例

プロジェクトの所有者をシステム環境設定ファイルの「CJGRP」パラメタに指定したグループに所属させるときのオペレーションの例を以下に示します。

# groupadd cjgrp
# useradd -g cjgrp cjusr01
# passwd cjusr01
New password: #######(注)
Re-enter new password: #######(注)

注) 入力したパスワード(#######の部分)は実際には表示されません。

備考. Solaris版の表示例です。

使用するコマンド

groupadd

グループをシステムに登録するOSのコマンドです。

useradd

ユーザをシステムに登録するOSのコマンドです。

passwd

ユーザのパスワードを登録または変更するOSのコマンドです。

NIS、NIS+等を使用している場合は、使用するコマンドが異なります。詳細は、OSのマニュアルを参照してください。

登録対象のグループとユーザ

グループ

システム環境設定ファイルの「CJGRP」パラメタに指定したグループを登録します。

ユーザ

コンカレントプログラム制御ジョブの登録先であるプロジェクトの所有者を登録します。

登録権限

システム管理者の権限で登録します。

登録場所

EBSジョブ連携をインストールしたシステムで登録します。