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Systemwalker Operation Manager Systemwalker for ERPパッケージジョブ連携ガイドOracle E-Business Suite編
FUJITSU Software

2.3 コンカレントプログラムが起動されるまでの流れ

コンカレントプログラム制御ジョブが起動されてから、コンカレントプログラムが起動されるまでの流れは以下のとおりです。

  1. コンカレントプログラム制御ジョブの起動

    登録されているスケジュールに従って、コンカレントプログラム制御ジョブが起動されます。

    この処理は、Systemwalker Operation Managerサーバ(スケジュールサーバ)によって行われます。

  2. コンカレントプログラム制御ジョブの転送または実行依頼

    コンカレントプログラム制御ジョブに設定されている情報に従って、コンカレントプログラム制御ジョブが転送または実行依頼されます。転送または実行依頼先は、Systemwalker Operation Managerサーバ(実行サーバ)です。

    この処理は、Systemwalker Operation Managerサーバ(スケジュールサーバ)によって行われます。

  3. コンカレントプログラム制御ジョブの実行

    コンカレントプログラム制御ジョブに設定されている情報に従って、コンカレントプログラム制御ジョブが実行されます。

    この処理は、Systemwalker Operation Managerサーバ(実行サーバ)によって行われます。

  4. コンカレントプログラムの実行依頼

    コンカレントプログラム制御ジョブのパラメタである制御ファイルの情報に従って、コンカレントプログラムの実行をOracle EBSに依頼します。

    この処理は、EBSジョブ連携によって行われます。

  5. コンカレントプログラムの実行

    コンカレントプログラムが実行されます。

    この処理は、Oracle EBSによって行われます。

コンカレントプログラムの実行状態や実行結果は、コンカレントプログラム制御ジョブに反映されます。従って、コンカレントプログラムの実行状態や実行結果は、コンカレントプログラム制御ジョブの実行状態や実行結果として監視します。

コンカレントプログラムに対する一時停止や強制終了などの操作も、コンカレントプログラム制御ジョブに対して行います。