Symfoware/SQLTOOLを実行するために、以下の環境変数の設定が必要です。
環境変数RDBNAME
環境変数RDBCMDMSGEVENTLOG
環境変数RDBNAMEの設定
環境変数“RDBNAME”の設定例を以下に示します。
rdbexecsqlコマンドまたはアプリケーションで処理を行う対象となるSymfoware/RDB環境のRDBシステム名を、環境変数“RDBNAME”に設定します。この環境変数は、ローカルアクセスの場合のみ有効となります。ただし、Symfoware/RDB環境にRDBシステム名をつけていない場合は、本設定は不要です。
環境変数“RDBNAME”の設定を行う場合(RDBシステム名をrdbsys1とした場合)
set RDBNAME=rdbsys1
参照
クライアント用の動作環境ファイルを利用して、事前に動作環境のチューニングを行っている場合、環境変数“SQLRTENV”にクライアント用の動作環境ファイルを設定する必要があります。
上記の詳細については、“アプリケーション開発ガイド(埋込みSQL編)”を参照してください。
環境変数RDBCMDMSGEVENTLOGの設定
rdbexecsqlコマンド実行時に、コマンド実行者の対処が必要なqdgメッセージをイベントログへ出力するか否かを、環境変数“RDBCMDMSGEVENTLOG”で指定します。ただし、イベントログへのqdgメッセージ出力制御を行わない場合は、本設定は不要です。
以下の表に変数名と変数値を示します。
変数名 | 変数値 | 意味 |
---|---|---|
RDBCMDMSGEVENTLOG | YES | RDBコマンド実行者の確認が必要なqdgメッセージをイベントログへ出力します。 |
NO | RDBコマンド実行者の確認が必要なqdgメッセージをイベントログへ出力しません。 |
注) 環境変数を省略した場合は、YESを指定したとみなし、イベントログへRDBコマンド実行者の確認が必要なqdgメッセージを出力します。
環境変数“RDBCMDMSGEVENTLOG”の設定を行う場合(イベントログへのメッセージ出力制御を行う場合)
set RDBCMDMSGEVENTLOG=NO
参照
環境変数の設定方法の詳細については、“ヘルプとサポート”を参照してください。