DSIは、データを格納する前までに初期化しておかなければなりません。ここでは、DSIの初期化について説明します。以下にデータベースの創成方法とDSIの初期化の関係を示します。
rdbsloaderコマンドを使用する場合 | アプリケーションのINSERT文を使用する場合 |
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データベースの定義 | データベースの定義 |
DSIは、データを格納する前までに初期化しておかなければなりません。DSIの初期化は、rdbfmtコマンドで行います。ただし、rdbsloaderコマンドによりデータを格納する場合にはDSIの初期化は不要です。
また、性能向上を計るためDSIと共用バッファとの対応づけを行う場合は、rdbfmtコマンドを行う前に、rdbconbfコマンドを行います。
参照
rdbconbfコマンドおよびrdbfmtコマンドについては、“コマンドリファレンス”を参照してください。
作成したDSIの初期化
rdbconbf -i 在庫管理DB.在庫表DSI POOL1 rdbconbf -i 在庫管理DB.関西発注表DSI POOL2 rdbconbf -i 在庫管理DB.製品番号IXDSI POOL3 rdbfmt -mi -i 在庫管理DB.在庫表DSI rdbfmt -mi -i 在庫管理DB.関西発注表DSI rdbfmt -mi -i 在庫管理DB.製品番号IXDSI
参考
rdbfmtコマンドは、以下のいずれかの条件を満たす場合、対象DSIの割付け領域のデータ内容が保証されないため、DSI割付け量に依存した処理時間になります。なお、条件に当てはまらない場合は、DSI割付け量には依存しません。
対象DSIの定義直後
対象DSIがアクセス禁止状態
格納構造が、以下のいずれかの場合
RANDOM構造の表
RANDOM構造の表のDSIに付加されたBTREE構造のインデックス
OBJECT構造の表
OBJECT構造の表のDSIに付加されたBTREE構造のインデックス