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Interstage Business Application Server 運用ガイド(高信頼性ログ編)
FUJITSU Software

11.14.1 システムファイルの異常

ユーザログテーブルのシステムファイルに異常が発生した場合の振る舞いを以下に示します。

ファイル

異常発生時の振る舞い

RDBディクショナリ

qdg03121u メッセージを出力

RDBディレクトリファイル

qdg12666u メッセージを出力

ログ管理ファイル

qdg12251e|qdg12434u|qdg12443u|qdg13239i メッセージを出力

テンポラリログファイル

qdg12111u|qdg12440u|qdg12441u|qdg12442u|qdg13239i メッセージを出力してSymfoware/RDB強制停止

アーカイブログファイル

qdg03815u|qdg12250u|qdg12275w|qdg12483u|qdg13239i メッセージを出力

ポイント

システムファイルに異常が発生した場合、そのリカバリのためにRDBシステムを停止しなければなりません。そのため、Symfoware/RDBのシステムファイルは二重化することをお勧めします。

複数の資源が破壊された場合のリカバリ順序

複数のSymfoware/RDBの資源が破壊された場合は、以下のリカバリ順序に従ってリカバリしてください。

リカバリ順序

資源種別

リカバリ方法

1

ログ管理ファイル

11.14.3 ログ管理ファイルのリカバリ

2

アーカイブログファイル (注1)

11.14.5 アーカイブログファイルのリカバリ

3

テンポラリログファイル

11.14.4 テンポラリログファイルのリカバリ

4

RDBディクショナリおよびRDBディレクトリファイル

11.14.2.3 RDBディクショナリとRDBディレクトリファイルのリカバリ

5

ユーザログテーブル (注2)

10.2 ユーザログテーブルのリカバリ

注1) アーカイブログファイルが破壊されている場合は、アーカイブログファイルを作成してください。アーカイブログファイルが破壊されていない場合は、再登録にてリカバリしてください。

注2) RDBディクショナリおよびRDBディレクトリファイルが破壊されている場合は、エントリ通番が初期化される場合があります。