運用系と待機系に、RDBコマンドを使用するのに必要な環境変数の設定を行ってください。
環境変数RDBNAMEにRDBシステム名を設定します。
環境変数LANGには、Symfoware/RDBのインストール時に指定したSymfoware/RDBのロケールを設定します。異なるロケールをLANGに指定した場合、RDBコマンドはエラーになります。なお、インストール時にSymfoware/RDBのロケールに“ja”で始まる日本語ロケールを指定した後、運用によってSymfoware/RDBやRDBコマンドが出力するqdgメッセージを英語で出力したい場合は、環境変数LANGにCを指定して英語メッセージを出力することが可能です。
日本語EUCコードのS90コード: ja
日本語EUCコードのU90コード: ja_JP.U90(日本語拡張表示オプションが別途必要)
シフトJISコード: ja_JP.PCK
UNICODE: ja_JP.UTF-8
その他:C、海外で使用されているロケールなど
環境変数PATHに/opt/FSUNrdb2b/binを設定します。
環境変数LD_LIBRARY_PATHに/opt/FSUNrdb2b/lib:/etc/opt/FJSVcluster/lib:/etc/opt/FSUNiconv/lib/を設定します。
環境変数LANGに、以下のSymfoware/RDBのロケール(OSのデフォルトロケール)を設定します。
ja_JP.UTF-8
C
異なるロケールをLANGに指定した場合、RDBコマンドはエラーになります。なお、Symfoware/RDBやRDBコマンドが出力するqdgメッセージを英語で出力するには、環境変数LANGにCを指定してください。
Cロケールを使用する場合は、環境変数LESSCHARSETに“utf-8”を設定します。
ロケールを指定する環境変数には、LANGのほかに、LC_ALL、LC_MESSAGES があります。これらの環境変数が複数設定されている場合、LC_ALL > LC_MESSAGES > LANGの順で有効となります。
環境変数PATHに/opt/FJSVrdb2b/binを設定します。
環境変数LD_LIBRARY_PATHに/opt/FJSVrdb2b/lib:/etc/opt/FJSVcluster/libを設定します。
注意
運用系のクラスタアプリケーションと待機系のクラスタアプリケーションの環境変数LANGには、同じ値を設定してください。日本語EUCコードおよびUNICODEの混在は、エラーとなります。