Symfoware/RDBのフェイルオーバ運用では、一般的なフェイルオーバ機能をすべて実現しています。ウォームスタンバイにはスタンバイ機能、ホットスタンバイにはホットスタンバイ機能があります。
■スタンバイ機能
ノードに異常が発生した場合、切替えを行う際に待機系のRDBシステムを起動して業務を引き継ぎます。
■ホットスタンバイ機能
ノードの異常に備えて、待機系のRDBシステムを事前起動しておき、ノードに異常が発生した場合の切替えを短時間で行うことができます。
また、ホットスタンバイ機能では、切替え時間の高速化を実現するために、以下の機能があります。
◆待機ノードでのRDBシステムの事前起動
Symfoware/RDBでは、起動モードとして、運用モードと待機モードを用意し、待機ノードにおいて事前にSymfoware/RDBを起動しておくことができます。以下に運用モードおよび待機モードについて説明します。
単一マシンでの運用と同じく、データ操作業務やデータベース保全・保守運用を行うノード側に設定する運用属性です。
待機ノード側の運用属性です。Symfoware/RDBは、運用属性が待機モードの期間中は、アプリケーションの起動までは可能ですが、データ操作を行うことはできません。