ユーザログテーブルの容量は、以下に出力するメッセージによって監視します。
RDBREPORTに指定されるメッセージログファイル
また、ユーザログテーブルの容量は、以下に出力するメッセージでも監視できます。
syslog (/var/adm/messages)
syslog (/var/log/messages)
イベントログ
以下のメッセージを監視対象にしてください。
項番 | メッセージ | 発生事象 | 対応 |
---|---|---|---|
1 | qdg14029i | エントリの切替え機能が正常に動作し、エントリの状態が変更された場合に出力されます。 | 変更後の状態が“INH”の場合は、メディアリカバリを実施し、「通番」で示されたエントリを復旧する必要があります。 |
2 | qdg14002i | rdbcycexpコマンドが正常終了した場合に出力されます。 | エントリ切替えごとにエクスポートする運用の場合は、空エントリ数の監視を行うために、エントリのエクスポートの正常終了メッセージ(本メッセージ)とエントリを切り替えたメッセージ(qdg14029i)の対応関係を監視してください。 |
3 | qdg14030i | エントリの自動切替え機能が正常に動作した結果、空きエントリが1つになった場合に出力されます。 | 空きエントリが残り1つになっています。エントリの枯渇に備え、rdbcycexpまたはrdbfmtなどの対処を実施してください。 |
4 | qdg13999u | rdbcycswhコマンドが異常終了した場合に出力されます。 | 容量不足がすでに発生しているため、至急rdbcycexpまたはrdbfmtなどの対処が必要です。 |
5 | qdg14004i | rdbcycswhコマンドが正常終了した場合に出力されます。 | 強制切替えの場合は、本メッセージに加えて項番1のメッセージ(qdg14029i)が出力されます。このため、強制切替えと自動切替えを分けて監視する場合は、項番1のメッセージ(qdg14029i)に加えて、本メッセージを監視してください。(強制切替えであることを判断できます。) |
6 | qdg14048w | エントリの自動切替え機能動作時に、空きのエントリがなく、切り替えることができない場合に出力されます。 | すでに空きエントリがなく、ユーザログが出力できない状態です。容量監視の対象としてください。
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通常運用では、項番2のエクスポート間隔内に出力される項番1,5のメッセージを監視してください。
なお、項番3,4,6は、至急対処が必要なメッセージとして監視してください。
注意
強制切替えの場合は、1のメッセージに加えて、5のメッセージが出力されます。