ユーザログテーブルとして使用するデータベースを作成する場合、まず、ユーザログテーブルの設計を行います。業務の内容、処理するデータの種類と量、およびデータの処理方法などを十分に分析して、設計する必要があります。
ユーザログテーブルの設計の手順には、属性の設計、および格納構造の設計があります。
■属性の設計
ユーザログ本文に対する適切なデータ型を設計します。詳細は“4.6.2 表定義”を参照してください。
■格納構造の設計
ユーザログテーブルは、ユーザログなどのジャーナルデータを格納することを目的としており、エンドレスなデータ追加を実現するためにエントリという単位で領域を循環使用します。この格納構造をCYCLIC構造と呼びます。
エントリの見積りについては、“Interstage Business Application Server チューニングガイド”の“ユーザログテーブルの容量見積り式”を参照してください。