本章では、システムメンテナンスやアプリケーション連携実行基盤の資源破壊などの万一に備えた資源のバックアップと、バックアップした資源のリストアの方法について説明します。
アプリケーション連携実行基盤資源のバックアップおよびリストアには、Interstage Application Serverおよびデータベース製品が提供する機能を使用します。
バックアップおよびリストアの対象となるアプリケーション連携実行基盤の資源を以下に示します。
アプリケーション連携実行基盤が稼働するアプリケーションサーバ環境資源
Interstage Application Serverのバックアップおよびリストア機能の詳細は、“Interstage Application Server 運用ガイド(基本編)”を参照してください。
データベース製品のバックアップおよびリストア機能の詳細は、各データベース製品が提供するマニュアルを参照してください。
注意
バックアップ・リストアを行う場合は、ユーザ業務が停止している状態で行ってください。
データベース環境資源のリストアおよびロードを行うには、データベースのセットアップが完了している必要があります。
高信頼性ログ機能を利用している場合は、“Interstage Business Application Server 運用ガイド(高信頼性ログ編)”を参照してください。
バックアップ・リストアは、同一サーバに対してだけ実施できます。別サーバへの環境移行を行う場合は、移行前のサーバで使用した定義ファイルを元に移行先のサーバで環境の再作成を行ってください。