ページの先頭行へ戻る
Interstage Business Application Server 運用ガイド(アプリケーション連携実行基盤編)
FUJITSU Software

3.5.1 標準ログから特定のログを検索する際に使用可能なキーワード

以下に、標準ログで使用される特定のキーワードについて説明します。
以下の表に挙げた文字列を参考にして、標準ログから特定のログを検索してください。

同期アプリケーション連携実行基盤を利用する場合

ログから情報を抽出する範囲

標準ログ全体

システムログ

性能ログ

サーバアプリケーション単位のログを検索する場合

サーバアプリケーション名および“IBS-AP-”

サーバアプリケーション名および“IBS-AP-SYSTEM”

サーバアプリケーション名および“IBS-AP-PERFORMANCE”

3.5.1.1 システムログの検索例

システムログから特定の情報を検索するために、利用できるキーワード例を以下に示します。

同期アプリケーション連携実行基盤を利用する場合

ログの検索方法

抽出されたログの行にある文字列

意味

エラー状況

エラーへの対処

“IBS-AP-SYSTEM”、調査対象のメッセージのコンテキストID、および“Error”という文字列で標準ログからログを検索します。

Error-WorkUnit-Stop

アプリケーション連携実行基盤がエラーにより停止したことを示します。

エラーが発生したためアプリケーション連携実行基盤が停止しています。

同じ行にエラーの原因が出力されるので、その対処を行ってください。

Error-Request-Fail

サーバアプリケーションの呼出しにおいてエラーが発生したことを示します。

クライアントへエラーメッセージが返却されています。

Error-Control-Fail

業務共通制御の呼出しにおいてエラーが発生したことを示します。

クライアントへエラーメッセージが返却されています。

3.5.1.2 性能ログの検索例

性能ログから特定の情報を検索するために、利用できるキーワード例を以下に示します。

任意の箇所の性能を調べる場合

同期アプリケーション連携実行基盤を利用する場合

ログの検索方法

抽出されたログの行にある文字列(さらにキーとして検索することが可能です)

意味

ログを絞り込む方法

“IBS-AP-PERFORMANCE”という文字列で標準ログからログを検索します。

Target-Application

サーバアプリケーションの呼出し時間

コンテキストIDや、サーバアプリケーション名でログを検索することができます。

Pre-Business-Application

サーバアプリケーションの前処理の呼出し時間

コンテキストIDや、サーバアプリケーションの前処理名でログを検索することができます。

Business-Application

サーバアプリケーションの業務処理の呼出し時間

コンテキストIDや、サーバアプリケーションの業務処理名でログを検索することができます。

Post-Business-Application

サーバアプリケーションの後処理の呼出し時間

コンテキストIDや、サーバアプリケーションの後処理名でログを検索することができます。

Set-Target-Control

振分け制御の呼出し時間

コンテキストIDや、サーバアプリケーション名でログを検索することができます。

Pre-Business-Control

業務前制御の呼出し時間

コンテキストIDや、サーバアプリケーション名でログを検索することができます。

Post-Business-Control

業務後制御の呼出し時間

コンテキストIDや、サーバアプリケーション名でログを検索することができます。

Result-Control

結果編集制御の呼出し時間

コンテキストIDや、サーバアプリケーション名でログを検索することができます。