[可変情報]
s*:エラー情報(JDBC API例外情報)
t*:メッセージトラッキングDBのJDBCデータソース定義名
u*:フロー定義名
[意味]
メッセージトラッキングDBの接続でエラー情報に示すエラーが発生したため、メッセージトラッキングDBに接続できませんでした。
[システムの処理]
処理を中止します。
[ユーザの対処]
エラー情報を確認して原因を取り除き、処理を再実行してください。または、以下に示すどれかの対処を行ってください。その後、処理を再実行してください。
メッセージに含まれる文字列 | 対処方法 |
---|---|
“ORA-01017” | 以下のいずれかの可能性があります。
|
“JYP1011E” | |
“ORA-01034” | Oracleが起動されていない可能性があります。Oracleが起動しているかどうかを確認してください。 |
“ORA-01045” | 以下を確認してください。
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“ORA-12505” | Interstage管理コンソールの[リソース] > [JDBC] > “JDBCデータソース定義名” > [環境設定]タブで、データベース接続情報の“SID”を見直してください。 |
“ORA-12514” | tnsnames.ora(注1)ファイル内にある、CONNECT_DATAのSERVICE_NAMEが見つかりませんでした。指定されたSERVICE_NAME が正しいかどうかを確認してください。 |
“The Network Adapter could not establish the connection” | Interstage管理コンソールの[リソース] > [JDBC] > “JDBCデータソース定義名” > [環境設定]タブで、データベース接続情報の“接続ホスト名”および“接続ポート番号”を見直してください。 |
“no ocijdbc10 in java.library.path” | JDBCデータソース定義の“ドライバタイプ/ネットワークプロトコル”に「oci/tcp」または「oci/ipc」を指定した場合、環境に誤りがあります。
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“クローズされた接続です。” | |
“LDWrapperクラスがローカルデータベースアクセスをロードしていません” |
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“JYP1006E” | 以下を確認してください。
|
“JYP1010E” | Symfowareが起動されていない可能性があります。Symfowareが起動しているかどうかを確認してください。 |
“JYP2608E” | 利用者制御機能における実行資源の制限を超えています。Codeの値を確認して、該当するセキュリティパラメタ(注3)の値を増やしてください。 |
“JYP9037E” | Symfowareのネーミングサービス(注4)に登録済みのデータソース定義に、ユーザIDまたはパスワードが設定されているか見直してください。 |
上記以外の場合 | 以下を確認してください。
問題が解決しない場合は、“第1章 技術員連絡の前に”を参照して対処してください。 |
注1)tnsnames.oraファイルは$ORACLE_HOME/network/admin ディレクトリ配下にあります。
注2)セキュリティパラメタの詳細はSymfoware Serverマニュアルを参照ください。
注3)JYP2608Eの詳細はSymfoware Serverマニュアルを参照ください。
注4)Symfowareのネーミングサービスに登録されている情報を確認・変更するには“Interstage Business Application Server セットアップガイド”の“JDBCデータソース登録ツールを使用したデータソースの登録”または“symjdコマンドによるJDBCデータソースの登録”を参照してください。
注5) Interstage管理コンソールから、JDBCデータソース定義の設定情報の変更やDB接続テストを実施する場合は、Interstage管理コンソール > [Interstage Application Server] > [システム] > [リソース] > [JDBC] > “JDBCデータソース定義名” > [環境設定]で、[DB接続テスト]ボタンを押下してください。
注6) データベースリソースの定義内容を見直すには、apfwinforscコマンドのパラメタにデータベースリソース名を指定します。見直しの結果、データベースリソースの定義内容を変更する場合は、apfwmkrscコマンドを実行してください。コマンドの詳細については、“Interstage Business Application Server リファレンス”を参照してください。