[意味]
コマンドの「-m」オプションで指定されたメッセージ格納DB環境に利用する業務データベースユーザが、コマンドの「-d」オプションで指定されたデータベースに登録されていないため、コマンドの実行に失敗しました。
[システムの処理]
処理を中止します。
[ユーザの対処]
コマンドの「-m」オプションに、データベース環境作成時に環境作成定義ファイル内で指定した実行基盤管理者ユーザID、実行基盤利用者ユーザID、および業務データベースユーザIDを“:”(半角)で区切って指定し、再度コマンドを実行してください。
なお、メッセージ格納DB環境削除時は、業務データベースユーザIDを必ず指定してください。
指定形式は、以下のとおりです。
実行基盤管理者ユーザ:実行基盤利用者ユーザ:業務データベースユーザ |
なお、他のユーザIDと同じ値、または以下の値を設定することはできません。
データベース種別がSymfowareの場合、root(大文字小文字の区別なし)は設定できません。
データベース種別がOracleの場合、SYS、SYSTEM、OUTLN、DBSNMP、DBDCSCM、およびDIP(大文字小文字の区別なし)は設定できません。
注意
“apfwcrtdbenvコマンド”または“apfwcrtapenvコマンド”を使用して環境を作成したあとで、本エラーメッセージが出力された場合、“Interstage Business Application Server トラブルシューティング”の“データベース環境セットアップコマンド実行時の異常”または“アプリケーションサーバ環境セットアップコマンド実行時の異常”を参照して、異常原因を特定してください。