Interstage Business Application Server メッセージ集

3.3.124 FSP_INTS-BAS_AP2165

FSP_INTS-BAS_AP: ERROR: 2165: The "Business database user ID" specified in the environmental definition file is not registered in the database specified by the "-d" option.

FSP_INTS-BAS_AP: エラー: 2165: 環境作成定義ファイルの「業務データベースユーザID」で指定されたメッセージ格納DB環境に利用する業務データベースユーザが、コマンドの「-d」オプションで指定されたデータベースに登録されていません。

［意味］
環境作成定義ファイルの項目dbuser-jmsdb_usrid「業務データベースユーザID」で指定されたメッセージ格納DB環境作成に使用する業務データベースユーザが、コマンドの「-d」オプションで指定されたデータベースに登録されていないため、コマンドを実行できませんでした。

［システムの処理］
処理を中止します。

［ユーザの対処］
以下について確認を行い、再度コマンドを実行してください。

• データベース種別がSymfowareの場合

  利用者登録の使用宣言	対処方法
  NO(OS認証)	環境作成定義ファイルの項目“dbuser-jmsdb_usrid”（業務データベースユーザID）に設定されたユーザが、OSユーザとして登録されていることを確認してください。
  YES(DBMS認証)	環境作成定義ファイルの項目“characteristic-symfoware-userauth”(Symfoware/RDB利用者認証形式)に1(DBMSユーザ認証)が設定されている場合は、環境作成定義ファイルの項目“dbuser-jmsdb_usrid”(業務データベースユーザID)に設定されたユーザが、Symfowareデータベースのユーザとして登録されていることを確認してください。
  	環境作成定義ファイルの項目“characteristic-symfoware-userauth”(Symfoware/RDB利用者認証形式)に2(OSパスワード認証)が設定されている場合は、環境作成定義ファイルの項目“dbuser-jmsdb_usrid”(業務データベースユーザID)に設定されたユーザが、SymfowareデータベースおよびOSユーザとして登録されていることを確認してください。

  利用者登録の使用宣言の詳細については“Symfoware Server RDB運用ガイド”を参照してください。

• データベース種別がOracleの場合

  環境作成定義ファイルの項目“dbuser-jmsdb_usrid”(業務データベースユーザID)に設定されたユーザが、データベースに登録されていることを確認してください。
  新規にユーザを作成する場合は、作成後にCONNECT権限およびRESOURCE権限を付与してください。

注意

“apfwcrtdbenvコマンド”または“apfwcrtapenvコマンド”を使用して環境を作成したあとで、本エラーメッセージが出力された場合、“Interstage Business Application Server トラブルシューティング”の“データベース環境セットアップコマンド実行時の異常”または“アプリケーションサーバ環境セットアップコマンド実行時の異常”を参照して、異常原因を特定してください。