Webサービスアプリケーションを作成するためには、Webサービスとして呼び出すCOBOLサーバアプリケーションのCOBOL実行基盤インタフェースをあらかじめ作成しておく必要があります。Webサービスアプリケーションの作成手順を以下に示します。
参照
“COBOL実行基盤インタフェースの作成”以降のサーバアプリケーションの開発手順については、“第9章 サーバアプリケーションの開発(COBOL)”を参照してください。
■サーバアプリケーションのインタフェースの作成
サーバアプリケーションのインタフェースをCOBOL登録集に記述します。
“第9章 サーバアプリケーションの開発(COBOL)”の“9.4.1 COBOL登録集の作成・修正”で作成した場合、再度作成する必要はありません。
■COBOL実行基盤インタフェースの作成
ユーザがCOBOLで作成した業務ロジックを、アプリケーション連携実行基盤で動作させるために必要な、COBOL実行基盤インタフェースを作成します。
“第9章 サーバアプリケーションの開発(COBOL)”の“9.4.5 COBOL実行基盤インタフェースの生成”で作成したCOBOL実行基盤インタフェースが存在する場合、再度作成する必要はありません。
■動的Webプロジェクトの作成
COBOL開発支援ツールを使用してWebアプリケーションの資材を出力、およびビルドするための動的Webプロジェクトを作成します。
■Webサービスインタフェースの作成
アプリケーション連携実行基盤上のCOBOLサーバアプリケーションをWebサービスとして呼び出すために必要なWebサービスインタフェースを作成します。
■コンパイル
作成したWebサービスインタフェースをコンパイルして、WebサービスアプリケーションのEARファイルを作成します。
■環境作成
Webサービスアプリケーションを配備可能にするための実行環境を作成します。
■配備
Webサービスアプリケーションを実行環境に配備します。