本製品が推奨する開発環境については、リリース情報を参照ください。
以下では、Eclipseを用いて従来資産を移行、改造する手順について説明します。また、Apcoordinatorの定義ファイルの仕様については、本マニュアルのそれぞれのリソースの説明およびリファレンスマニュアルの該当箇所を参照してください。
開発ツールの操作は、ツールの説明を参照してください。
アプリケーション資産の移行は、以下の手順で実施します。
プロジェクトの作成
ビルド向けクラスパス設定
アプリケーション資産移行
ビルド
動作確認
プロジェクトの作成
新規にEJBプロジェクトを作成します。EJBモジュールのバージョンは以下のいずれかを指定します。
1.1 または、 2.0 または、 2.1 または、 3.0
プロジェクト名は既存のプロジェクト名と同じにしておくと作業誤りが少なくなります。
ビルド向けクラスパス設定
Apcoordinatorの開発環境が提供するuji.jarをプロジェクトのビルドパスに追加します。
詳細は、"Webアプリケーションの開発"の"ビルド向けクラスパス設定"を参照してください。
アプリケーション資産移行
プロジェクトのソース格納ディレクトリーに必要なパッケージを作成します。それぞれのパッケージに移行元のJavaソースファイルおよびApcoordinatorの定義ファイルをフォルダ毎複写します。
ビルド
上述の作業により、ビルドエラーが存在しないことを確認します。ビルドエラーがある場合は、エラーメッセージを確認し、エラーを解消します。
動作確認
作成したjarファイルを実行確認環境に配備し、動作確認します。
注意
開発ツールにはApcoordinator固有のチェック機能を持ちません。このため、新規にプロジェクトを作成する際、Apcoordinatorに依存したEJBモジュールのバージョンは開発者がチェックする必要があります。