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Systemwalker Operation Manager  リファレンス集
FUJITSU Software

4.15 jobschoperateコマンド

記述形式

jobschoperate control -prj [プロジェクト名] [-sys サブシステム番号] (注)

注)

“ [-sys サブシステム番号]”はSystemwalker Operation Manager EEのオプションです。

機能説明

プロジェクト内のジョブネットおよびグループを一括制御(すべて停止/すべて停止解除/すべて無効/すべて無効解除)します。

ただし、以下のジョブネットおよびグループは、停止/停止解除/無効/無効解除されず、操作の対象外となります。

オプション

control

以下に示す4つの制御項目のうちどれか1つを指定します。

pause

すべてのジョブネットおよびグループを停止中の状態にします。

continue

すべてのジョブネットおよびグループの停止状態を解除します。

disable

すべてのジョブネットおよびグループを無効状態にします。

enable

すべてのジョブネットおよびグループの無効状態を解除します。

-prj プロジェクト名

指定されたプロジェクト内のジョブネットおよびグループを一括制御します。

ジョブネット/グループを一括操作する対象のプロジェクト名を指定します。jobschoperate コマンドの実行ユーザが操作できるプロジェクトのうち、ジョブネットが登録されているプロジェクトが1つしかない場合は、省略できます。

Enterprise EditionGlobal Enterprise Edition-sys サブシステム番号

複数サブシステム運用をしているシステムで、操作対象のサブシステムを指定するためのオプションです。操作対象とするサブシステム番号を、0から9の範囲で指定します。このオプションを省略した場合、サブシステム番号0が操作対象となります。

ジョブネット/グループの状態と操作の関係

操作対象の状態と操作可否の関係を以下に示します。

復帰値

復帰値

意味

0

操作対象すべてに操作できました。

ジョブネット/グループの状態と操作の関係で、一括操作の対象が「○:操作できます」または「△:無視されます」に該当し、「○:操作できます」の操作対象に対して、すべて操作されたことを示します。

1

操作対象の中に操作できないものがありました。
ジョブネット/グループの状態と操作の関係で、下記に該当することを示します。

  • 一括操作の対象に「×:操作できません」に該当するものが一つでもある
    または、

  • 一括操作の対象のうち、「○:操作できます」に該当するにもかかわらず、変更要求中または操作要求中のために操作できなかった操作対象が一つでもある

処理は中断されず、制御できるジョブネット/グループはすべて処理されます。複数のジョブネットおよびグループが制御できなかった場合においても、メッセージは1つだけ出力されます。

2

エラーが発生しました。処理は中断されます。

コマンド格納場所

Windows

Systemwalker Operation Managerインストール先ディレクトリ\MpWalker.JM\bin

Solaris
Linux

/usr/bin

注意事項

実行結果/出力形式

復帰値0 : メッセージは出力されません。

復帰値1,2 : エラー内容は標準エラー出力に出力されます。

使用例

サブシステム1のプロジェクト“prj1”に対し、一括停止する場合の例

jobschoperate pause -prj prj1 -sys 1