対象バージョンレベル - Windows版:V13.4.0以降 |
Webコンソールを使用することで、複数のジョブネットのうち、運用において重要となるジョブネットだけを限定して監視することができます。これにより、オペレータが自身に必要な範囲で、ジョブネットの実行状況をガントチャートやジョブネット一覧の画面で確実に監視することが可能になります。
手順
限定して監視するジョブネットを設定
限定して監視したいジョブネットを選択し、ジョブネットのメモに監視の条件とするキーワード(例:オンライン業務の監視)を設定します。
ジョブネットのメモは以下の方法で設定します。
Systemwalker Operation Manager クライアントから設定する場合
[ジョブネットのメモ]ウィンドウの[メモ]にキーワードを設定します。
Systemwalker Operation Manager Webコンソールから設定する場合
[ジョブネット管理]メニューの[メモ]にキーワードを設定します。
コマンドから設定する場合
jobschnetmemoコマンドを使用してキーワードを設定します。
限定して監視するジョブネットの絞り込み条件を設定
監視の条件とするキーワードを基にジョブネットの絞り込み条件を設定します。
Systemwalker Operation Manager Webコンソールの[監視]メニュー-[絞り込み]タブを選択し、[作成]ボタンをクリックします。
絞り込み条件の作成で、[絞り込み名]に任意の名称(例:オンライン業務の絞り込み監視)、[テキスト]-[メモ]に1.で設定したキーワード(オンライン業務の監視)を入力し、[保存]ボタンをクリックします。
限定して監視するジョブネットに絞り込んで監視
監視の条件とするキーワードを基にジョブネットを絞り込み、監視を行います。Systemwalker Operation Manager Webコンソールの[監視]メニュー-[絞り込み]タブを選択し、手順2.の2.で保存した絞り込み名を選択します。
絞り込み名(オンライン業務の絞り込み監視)を選択すると、[監視]メニュー-[ガントチャート]、[ジョブネット一覧]タブで限定して監視したいジョブネットだけを監視することができます。
参考
Webコンソールの[絞り込み条件作成モード]の[メモ]に設定したキーワードは、部分一致で該当したジョブネットを表示します。そのため、メモには監視の条件とするキーワードとともに任意のテキスト(対処履歴や引継ぎ事項など)を記述しても、限定して監視したいジョブネットだけを監視可能です。
一度保存した絞り込み名は、次回以降の監視時にWebコンソールの[絞り込み条件選択モード]で保存した絞り込み名を選択することで、容易に絞り込んで監視できます。
マニュアルの参照先 Systemwalker Operation Manager Webコンソール操作ガイド “各部の名称と概要” |