[詳細]
以下のような現象となる。
例:「#茨城オフィス」という管理簿がリストナビ上で「#_城オフィス」と表示される。
[発生するVL]
Solaris版全VL、Linux版全VL
[原因]
リスト管理サーバの保管フォルダ名や帳票名に、以下の文字が含まれている。
83年度JIS改訂文字
NEC特殊文字(丸付き数字、(株)など)、IBM拡張文字、NEC/IBM選定文字
[説明]
リスト管理サーバ上では、保管フォルダ名(管理簿名)や帳票名などをEUC(U90)で管理しており、クライアントに渡す際に、標準コード変換機能を使用して、SJIS(SJISMS)に変換します。
EUC(U90)のように、83JISで字体変更された文字の新字体と旧字体の両方を持っているコード系から、SJISのように新字体しか持っていないコード系に変換する場合、およびNEC 特殊文字、IBM 拡張文字、NEC/IBM選定文字の場合、デフォルトでは変換できない文字があります。
[対処]
■83年度JIS改訂文字
新字体で表示しても問題がない場合
以下のいずれかの対処を行ってください。
保管フォルダ名(管理簿名)を新字体のみで作成してください。
Charset Managerの文字コード変換表カスタマイズ機能を使用し、EUC(U90)の旧字コードとSJIS(SJISMS) とのコードの対応関係を結んでください。
旧字体のまま表示する場合
Charset Managerの文字コード変換表カスタマイズ機能を使用し、該当文字のユーザ定義文字を登録し、EUC(U90)とSJIS(SJISMS) とのコードの対応関係を結んでください。
■NEC 特殊文字、IBM 拡張文字、NEC/IBM選定文字
Charset Managerの文字コード変換表カスタマイズ機能を使用し、該当文字について、EUC(U90)とSJIS(SJISMS) とのコードの対応関係を結んでください。