[詳細]
以下のどちらかのメッセージ画面が表示される。
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[発生するVL]
Windows版全VL、Solaris版全VL、Linux版全VL
[原因1]
≪Windows版のみ≫
WebゲートウェイサーバのWindows ファイアウォールが有効の場合、List Worksで使用するポートがブロックされる。
[対処1]
WebゲートウェイサーバのWindows ファイアウォールの設定を確認してください。
Windows ファイアウォールの設定が「有効」の場合は、“付録B Windows ファイアウォールの設定”を参照し、Webゲートウェイサーバが使用するポート番号を「例外」、「受信の規則」または「送信の規則」として設定します。「無効」の場合は、設定不要です。
「例外」、「受信の規則」または「送信の規則」として設定するポート番号は、以下のとおりです。なお、Webゲートウェイサーバの既定値は「80」です。
■Windows Server 2012/2016の場合
WWWサーバにIISを使用する場合
以下のポートが「規則の有効化」に設定されていることを確認します。
【セキュリティが強化されたWindows ファイアウォール】画面の左側に表示されている一覧から「受信の規則」を選択し、画面の中央に表示される「名前」の一覧から、以下のポートを確認します。
SSLを導入している場合
「World Wide Web サービス(HTTPS)」
SSLを導入していない場合
「World Wide Web サービス(HTTP)」
WWWサーバにInterstage HTTP Serverを使用する場合
Interstage Application Serverをインストールしたときに設定した、Webゲートウェイサーバ(Interstage HTTP Server)のポート番号を「受信の規則」に指定してください。
WWWサーバにInterstage HTTP Server 2.2を使用する場合
Interstage Application Serverをインストールしたときに設定した、Webゲートウェイサーバ(Interstage HTTP Server 2.2)のポート番号を「受信の規則」に指定してください。
■Windows Server 2008 R2の場合
WWWサーバにIISを使用する場合
以下のポートが「規則の有効化」に設定されていることを確認します。
【セキュリティが強化されたWindows ファイアウォール】画面の左側に表示されている一覧から「受信の規則」を選択し、画面の中央に表示される「名前」の一覧から、以下のポートを確認します。
SSLを導入している場合
「World Wide Web サービス(HTTPSトラフィック)」
SSLを導入していない場合
「World Wide Web サービス(HTTPトラフィック)」
WWWサーバにInterstage HTTP Serverを使用する場合
Interstage Application Serverをインストールしたときに設定した、Webゲートウェイサーバ(Interstage HTTP Server)のポート番号を「受信の規則」に指定してください。
■Windows Server 2008の場合
WWWサーバにIISを使用する場合
以下のポートがチェックされていることを確認します。
SSLを導入している場合
「World Wide Web サービス(HTTPS)」
SSLを導入していない場合
「World Wide Web サービス(HTTP)」
WWWサーバにInterstage HTTP Serverを使用する場合
Interstage Application Serverをインストールしたときに設定した、Webゲートウェイサーバ(Interstage HTTP Server)のポート番号を指定してください。
■Windows Server 2003の場合
WWWサーバにIISを使用する場合
IISのポート番号の設定を確認し、指定してください。
WWWサーバにInterstage HTTP Serverを使用する場合
Interstage Application Serverをインストールしたときに設定した、Webゲートウェイサーバ(Interstage HTTP Server)のポート番号を指定してください。
[原因2]
WWWサーバで使用しているポート番号が、他のソフトウェアが使用しているポート番号と重複している。
[対処2]
WWWサーバのポート番号には、重複していないポート番号を指定してください。
Linux版V10.4.0(List Works拡張パッケージ)でInterstage Application Serverを利用しない運用の場合
Web連携の環境設定ファイル(ListGateway.propertiesファイル)で、「http.listen.port」に重複しないポート番号を設定してください。
Web連携の環境設定ファイル(ListGateway.propertiesファイル)は、「/opt/FJSVlw-gw/property」配下に格納されています。
Interstage List Worksが提供するInterstage Application Server相当の機能を利用している場合
WWWサーバに「Interstage HTTP Server」を使用している場合
“WWWサーバに「Interstage HTTP Server」を使用している場合のポート番号変更手順”でWWWサーバのポート番号を変更します。
WWWサーバに「Interstage HTTP Server 2.2」を使用している場合
“WWWサーバに「Interstage HTTP Server 2.2」を使用している場合のポート番号変更手順”でWWWサーバのポート番号を変更します。
別途購入したInterstage Application Serverを利用している場合
WWWサーバのポート番号の変更については、ご使用になっているWWWサーバのマニュアルを参照してください。
「Interstage HTTP Server 2.2」サービスを停止します。
以下に格納されているhttpd.confをテキストエディタで開きます。
[Interstage Application Serverのインストール先]\F3FMahs\conf\httpd.conf
ディレクティブ「Listen」の値に、ポート番号を指定します。
httpd.confを保存してテキストエディタを閉じます。
「Interstage HTTP Server 2.2」サービスを起動します。
Webゲートウェイサーバがインストールされているサーバ機において、以下の手順でInterstage管理コンソールを起動します。
Windows版List Works V9.0.1の場合
【スタート】メニューの【Interstage】-【Interstage Web Server】-【Interstage管理コンソール】を選択します。
上記以外のWindows版List Worksの場合
【スタート】メニューの【Interstage】-【Application Server】-【Interstage管理コンソール】を選択します。
Solaris版またはLinux版V9/V10.4.0(List Works)の場合
Webブラウザ(*1)にWebゲートウェイサーバがインストールされているサーバのInterstage管理コンソールのURLを入力します。
管理者権限のあるユーザでログインします。
左側のフォルダツリーで、【サービス】の「+」をクリックして表示される【Webサーバ】をクリックします。
→Interstage Application Server V8以前の場合は、画面の右側に「Webサーバ : 状態」が表示されます。
→Interstage Application Server V9以降の場合は、画面の右側に「Webサーバ : 一覧」が表示されます。
「Webサーバ : 一覧」から「FJapache」をクリックすると「FJapache : 状態」が表示されます。
【停止】ボタンをクリックします。
→「状態」が停止になります。
【環境設定】タブをクリックします。
→「Webサーバ : 環境設定」または「FJapache : 環境設定」が表示されます。
【詳細設定 [表示]】をクリックします。
→詳細設定の画面が表示されます。
「簡易設定」の【ポート番号】のWWWサーバのポート番号を変更し、【適用】ボタンをクリックします。
【状態】タブをクリックします。
→「Webサーバ : 状態」または「FJapache : 状態」が表示されます。
【起動】ボタンをクリックします。
→「状態」が起動になります。
Interstage管理コンソールからログアウトします。
*1)Interstage管理コンソールが使用できるWebブラウザは、Interstage Application Serverのバージョンによって、異なります。以下を参照してください。
List Worksが提供しているInterstage Application Server相当の機能を利用している場合は、“Interstage Application Server インストールガイド (List Works編)”
Interstage Application Serverを別途購入した場合は、購入されたInterstage Application Serverのマニュアル