[詳細]
F5CWKSPLコマンドの-sオプションに、ファイリングされたフォルダを指定したとき、元の保管フォルダが階層構造である場合に登録できない場合がある。
[発生VL]
Windows版V10.0.0以降
[原因]
List Worksの仕様である。
[対処]
以下のバージョン・レベルの場合は、レジストリのキーの値を変更することで正常に登録できる機能となるため、現象を回避できます。
なお、以下にないバージョン・レベルの場合、対処はありません。
Windows版V10.1.0 + 緊急修正T006146WP-07以降、または、緊急修正T00826XP-06以降
Windows版V10.2.0 + 緊急修正T009094WP-04以降、または、緊急修正T009095XP-04以降
Windows版V10.3.0 + 緊急修正T009077WP-01以降、または、緊急修正T009097XP-01以降
Windows版V10.3.0A以降
上記の修正を適用後、以下のレジストリのキーの値に「1」を適用し、コマンドを実行してください。
レジストリの操作については、“レジストリのキーの操作について”を参考にしてください。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Fujitsu\ListWORKS\CurrentVersion\ListServer\Folder
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\FUJITSU\ListWORKS\CurrentVersion\ListServer\Folder
KeepFolderPathType
DWORD値
0:本機能は無効です。(初期値)
1:本機能は有効です。
本機能について、説明します。
レジストリのキーの値に「1」を適用すると、40バイト以上のファイリングされたフォルダ名から、以下の半角文字(特定文字)が含まれる保管フォルダを作成する場合に、「_」(アンダーバー)に変換されて保管フォルダが作成されます。
\ , . : ; ? / < > * | " ^ '
特定文字は半角アンダーバー「_」に変換され、1つのフォルダ階層で作成されます。
元のフォルダ階層どおりに、保管フォルダが作成されます。