[発生するVL]
Solaris版V8.0.0以降、Linux版全VL
[原因1]
List Worksサービスが起動されていない。
[対処1]
List Worksサービスを起動してください。
[原因2]
≪Linux版V10.4.0(List Works拡張パッケージ)の場合≫
List Worksの操作に必要な環境変数が設定されていない。
[対処2]
以下の環境変数を設定してください。
環境変数 | 設定値 |
---|---|
LANG | ja_JP.UTF-8 |
LD_LIBRARY_PATH | /opt/FJSVrdb2b/lib (注1) または $ORACLE_HOME/lib (注2) |
ORACLE_HOME (注2) | Oracleクライアントのインストール先ディレクトリ |
注1:保管データベースとしてSmfowareを使用している場合に、設定が必要です。
注2:保管データベースとしてOracleデータベースを利用している場合に、設定が必要です。
[原因3]
≪Solaris版およびLinux版V9/V10.4.0(List Works)の場合≫
データベースで使用されるライブラリに対して、シンボリックリンクが設定されていない、または設定に誤りがある。
[対処3]
データベースで使用される以下のライブラリに対して、シンボリックリンクを正しく設定してください。
■Solaris版の場合
Symfowareの場合
# ln -s /$DIR/FSUNrdb2b/lib/libsqldrv.so /usr/lib/libsqldrv.so <RETURN>
# ln -s /$DIR/FJSVsymjd/fjjdbc/bin/libLdWrapper.so /usr/lib/libLdWrapper.so <RETURN>
($DIRは、Symfoware Serverのインストールディレクトリ名です。)
Oracleの場合
Oracle9i(32bit版)、Oracle11gR2の場合
# ln -s /$DIR/lib/libclntsh.so /usr/lib/libclntsh.so <RETURN>
Oracle9i(64bit版)、Oracle10g、Oracle11gR1の場合
# ln -s /$DIR/lib32/libclntsh.so /usr/lib/libclntsh.so <RETURN>
($DIRは、Oracle Databaseのインストールディレクトリ名です。)
■Linux版の場合
Symfowareの場合
# ln -s /opt/FJSVrdb2b/lib/libsql64drv.so /usr/lib64/libsql64drv.so <RETURN>
# ln -s /opt/FJSVsymjd/fjjdbc/bin/libLdWrapper64.so /usr/lib/libLdWrapper64.so<RETURN>
Oracleの場合
# ln -s /$DIR/lib/libclntsh.so /usr/lib64/libclntsh.so <RETURN>
($DIRは、Oracle Databaseのインストールディレクトリ名です。)
[原因4]
≪データベースがSymfowareの場合≫
データベース接続用設定ファイルの指定に誤りがある。
[対処4]
以下のディレクトリのデータベース接続用設定ファイル(lwfssqlenvc)で指定した内容に、誤りがないか確認してください。誤りがある場合は、正しく修正し、コマンドを実行してください。
/opt/FJSVlw-sv/dbsetup/symfo/lwfssqlenvc
(/optは、List Worksのインストールディレクトリです。)