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Interstage Business Application Server インストールガイド
FUJITSU Software

1.2.2 カスタムインストール

カスタムインストールにより、業務構築に最適な機能をインストールすることができます。
カスタムインストールは、以下の場合に使用できます。

カスタムインストールで選択可能な機能は以下のとおりです。


Interstage Business Application Serverのカスタムインストールで選択可能な機能

機能

説明

デフォルトの選択状態

フレームワーク

フレームワークを構成するコンポーネントです。

  

フレームワーク基本機能

フレームワークに共通の基本機能と、Webアプリケーションのフレームワークです。

JavaServer Faces

JavaServer Facesのフレームワークです。

Webアプリケーションフレームワークオプション

データベース連携機能、アプレットとの連携機能です。

XMLデータ仕様記述コンパイラ

XMLデータ仕様記述コンパイラです。

EJBアプリケーションフレームワーク

EJBアプリケーションのフレームワークです。

バックエンド連携サービス

バックシステムとの連携を行うライブラリです。

エンタープライズアプリケーションオプション

ログ拡張機能です。

ログオプション

高信頼性ログ機能との連携を行うライブラリです。

オープンJavaフレームワーク

Spring framework、Struts等のオープンJavaフレームワークです。

アプリケーション連携実行基盤

アプリケーション連携実行基盤です。

Interstage Application Server

アプリケーションサーバ(Interstage Application Server)のコンポーネントです。

  

アプリケーションサーバの基本機能

アプリケーションサーバに必要な基本機能


(必須機能)

GlassFish 5

GlassFish 5.1ベースのJavaアプリケーション実行環境です。

OpenJDK

OpenJDK 8

JDKのバージョン8です。

マルチ言語サービス

マルチ言語サービスの基本機能

CORBAサービス、ワークユニット管理機能などのマルチ言語サービスの基本機能です。

データベース連携サービス

データベース連携サービスです。

イベントサービス

アプリケーションプログラム間の通信をオブジェクトで非同期に行う機能です。

MessageQueueDirector

メッセージキューを基盤とした非同期通信機能です。

Portable-ORB

Javaだけで実行可能なCORBAクライアント機能です。

CORBAサービスディベロップメントツール

CORBAアプリケーション開発用のツールです。

Webサーバ(Interstage HTTP Server 2.4)

Apache HTTP Server Version 2.4ベースのWebサーバです。

セキュア通信サービス

証明書・鍵管理機能、およびSSL通信機能です。

シングル・サインオン

Interstageシングル・サインオン(業務サーバ)

Webベースのサービスに対応するアクセス制御を提供するサーバです。
JAAS APIを使用する場合は、以下の機能も選択してください。

- GlassFish 5、および

- Webサーバコネクタ(Interstage HTTP Server 2.4用)

Interstageシングル・サインオン(認証サーバ)

ユーザID/パスワード、証明書をもとに利用者の認証を行うサーバです。

Interstageシングル・サインオン(リポジトリサーバ)

利用者の認証に必要な情報とWebサーバのサービスに対応するアクセス制御に必要な情報を管理するサーバです。

情報管理サービス

Interstage ディレクトリサービス

Interstageの各サービスから使用できる、LDAPをベースとしたディレクトリサービス機能です。

Interstage管理コンソール

GUIによるInterstageの環境構築/運用操作/運用監視を提供する機能です。

Webサーバコネクタ(Interstage HTTP Server 2.4用)

Interstage HTTP Server 2.4用のWebサーバコネクタ機能です。

高信頼性ログ機能 (注1)

高信頼性ログ機能です。

○:選択状態、-:未選択状態

1)
  高信頼性ログ機能を選択した場合は、[高信頼性ログ機能の選択]画面で選択された[Client機能]、または[Client機能 + Server機能]のいずれかがインストールされます。

ポイント

  • マルチ言語サービスの基本機能を利用する場合、インストール時にシステム規模がlargeで設定されます。システム規模を変更する場合は、“Interstage Application Server 運用ガイド(基本編)”を参照して変更してください。