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Interstage Data Effector V9.3.x 導入・運用ガイド
FUJITSU Software

4.3.5 文字列に変換する

対象のデータを、Data Effectorの定める標準形式の文字列型に変換する場合は、string関数を指定します。
string関数では、Data Effectorで扱うすべてのデータ型から文字列型に変換できます。


入力データ

"番号","名前","名前かな","住所"
19980120,"鈴木太郎","すずきたろう","沼津市右町1丁目10"
20012111,"鈴木拓郎","すずきたくろう","三島市右町5丁目99-1-506"
20020005,"鈴木巧","すずきたくみ","富士市右町10丁目500"

数値型のデータである“番号”を、文字列型に変換します。

string($番号)  番号

結果

"番号"
"19980120"
"20012111"
"20020005"

ポイント

数値に二重引用符(")を付加して出力したい場合は、本関数を使うと便利です。

参照

  • Data Effectorで扱うデータの型の種類については、 “1.4.1 さまざまな種類のデータ型を扱う”を参照してください。

  • string関数の詳細については、“リファレンス集”の“string関数”を参照してください。


参考

string関数は、対象データを標準形式の文字列に変換します。

標準形式ではなく、利用者の指定した書式の文字列に変換したい場合は、“リファレンス集”の以下の関数を使用してください。

  • 日付データを変換する場合:date_to_string関数

  • 時刻データを変換する場合:time_to_string関数

  • 日時データを変換する場合:datetime_to_string関数

  • 数値を変換する場合:val_to_string関数