対象のデータを、Data Effectorの定める標準形式の文字列型に変換する場合は、string関数を指定します。
string関数では、Data Effectorで扱うすべてのデータ型から文字列型に変換できます。
入力データ
"番号","名前","名前かな","住所" 19980120,"鈴木太郎","すずきたろう","沼津市右町1丁目10" 20012111,"鈴木拓郎","すずきたくろう","三島市右町5丁目99-1-506" 20020005,"鈴木巧","すずきたくみ","富士市右町10丁目500" |
例
数値型のデータである“番号”を、文字列型に変換します。
string($番号) 番号 |
結果
"番号" "19980120" "20012111" "20020005" |
ポイント
数値に二重引用符(")を付加して出力したい場合は、本関数を使うと便利です。
参照
Data Effectorで扱うデータの型の種類については、 “1.4.1 さまざまな種類のデータ型を扱う”を参照してください。
string関数の詳細については、“リファレンス集”の“string関数”を参照してください。
参考
string関数は、対象データを標準形式の文字列に変換します。
標準形式ではなく、利用者の指定した書式の文字列に変換したい場合は、“リファレンス集”の以下の関数を使用してください。
日付データを変換する場合:date_to_string関数
時刻データを変換する場合:time_to_string関数
日時データを変換する場合:datetime_to_string関数
数値を変換する場合:val_to_string関数