ストレージシステムの導入から運用までの流れを、「図1.1 ストレージシステムの導入から運用までの流れ」に示します。
Expressの導入方法(インストールとセットアップ)は、以下のマニュアルを参照してください。
本製品を初めて導入する場合
『導入ガイド』
旧バージョンレベルから本バージョンレベルへアップグレードする場合
『移行ガイド』
図1.1 ストレージシステムの導入から運用までの流れ
Expressでは、ストレージシステムを導入・運用するために、各管理者の役割を以下のように設定しています。
管理者名 | 作業内容 |
---|---|
システム管理者 | ストレージシステムの設計から運用までを管理します。 |
業務管理者 | 管理対象サーバで実施する業務を管理します。 |
ハードウェア管理者 | ストレージシステムのハードウェアを管理します。 |
参考
Expressを使用するには、Expressをインストールするサーバに、管理者のユーザー情報を登録する必要があります。
システム管理者の登録は必須です。業務管理者およびハードウェア管理者は、必要に応じて登録してください。
各管理者に付与する権限の詳細は、『導入ガイド』の「Express利用ユーザーの登録」を参照してください。
ポイント
本製品とストレージ装置のRESTful APIを利用するほかの製品がストレージ装置を共有するシステム環境では、共有するストレージ装置の構成変更操作をそれぞれの製品が同時に実施しないように運用設計する必要があります。
それぞれの製品からストレージ装置の構成変更操作を同時に実施すると、どちらかの操作がエラー終了する場合があります。操作がエラー終了した場合は、一方の操作が完了したあと、エラー終了した操作を再実施してください。