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Interstage Application Server V13.0.0 チューニングガイド
FUJITSU Software

7.1.6 指定可能なチューニング用オプション

Javaヒープやメタスペースのチューニングなど、指定可能なJava VMのチューニングに関するオプションを、以下に示します。

各オプションの使用法については、本マニュアルを参照してください。
なお、本マニュアル内で具体的に説明していないJava VMのチューニングに関するオプションは、サポートしておりません。

Javaヒープおよびメタスペースチューニング用オプション

-Xms
-Xmx
-XX:NewSize
-XX:MaxNewSize
-XX:NewRatio
-XX:SurvivorRatio
-XX:TargetSurvivorRatio
-XX:MaxTenuringThreshold
-XX:InitialTenuringThreshold
-XX:MetaspaceSize
-XX:MaxMetaspaceSize
-XX:CompressedClassSpaceSize

各オプションの説明は、“7.5.1 Javaヒープおよびメタスペースのチューニング”を参照してください。


スタックサイズチューニング用オプション

-Xss
-XX:CompilerThreadStackSize

各オプションの説明は、“7.5.2 スタックのチューニング”を参照してください。


使用するガーベジコレクション処理を選択するオプション

-XX:+UseSerialGC
※オプションの説明は、“7.4.2 標準GC(シリアルGC)”を参照してください。

-XX:+UseParallelGC
※オプションの説明は、“7.4.3 New世代領域用制御処理並列化機能付きGC(パラレルGC)”を参照してください。

-XX:+UseConcMarkSweepGC
※オプションの説明は、“7.4.4 コンカレント・マーク・スイープGC付きパラレルGC(CMS付きパラレルGC)”を参照してください。


ガーベジコレクション処理のチューニング用オプション

パラレルGC用

-XX:ParallelGCThreads
-XX:+AutomaticallyJavaHeapSizeSetting
-XX:GCTimeLimit
-XX:GCHeapFreeLimit
-XX:+UseGCOverheadLimit
-XX:-UseParallelOld

※各オプションの説明は、“7.4.3 New世代領域用制御処理並列化機能付きGC(パラレルGC)”を参照してください。


CMS付きパラレルGC用:

-XX:ParallelGCThreads
-XX:ConcGCThreads
-XX:CMSInitiatingOccupancyFraction
-XX:+UseCMSInitiatingOccupancyOnly

※各オプションの説明は、“7.4.4 コンカレント・マーク・スイープGC付きパラレルGC(CMS付きパラレルGC)”を参照してください。


共通

-XX:-UseCompressedOops

オプションの説明は、“7.4.5 オブジェクト参照の圧縮機能”を参照してください。


チューニングの際に使用するログ出力などのデバッグ用オプション

ガーベジコレクションのログ出力用

-verbose:gc
-XX:+ClassUnloadingInfo
-Xloggc

※各オプションの説明は、“7.4.6 ガーベジコレクションのログ出力”を参照してください。


-XX:+PrintGCDetails
-XX:+PrintGCTimeStamps
-XX:+PrintGCDateStamps
各オプションの説明は、“7.4.6.1 ガーベジコレクション処理の結果ログ詳細出力機能”を参照してください。


動的コンパイルのログ出力用:

-XX:+PrintCompilation

オプションの説明は、“7.3 動的コンパイル発生状況のログ出力機能”を参照してください。


その他:

-XX:-OmitStackTraceInFastThrow
※オプションの説明は、“7.6.2 例外発生時のスタックトレース出力”を参照してください。


-XX:+PrintClassHistogram
※オプションの説明は、“7.6.4 クラスのインスタンス情報出力機能”を参照してください。


-XX:+PrintJavaStackAtSystemGC
※オプションの説明は、“7.2.9 java.lang.System.gc()実行時におけるスタックトレース出力機能”を参照してください。


-XX:+VMTerminatedMessage
※オプションの説明は、“7.2.5 Java VM終了時における状態情報のメッセージ出力機能”を参照してください。


-Xcheck:jni
※オプションの説明は、“7.6.6 JNI処理異常時のメッセージ出力”を参照してください。


-XX:+PrintCompilerRecoveryMessage
※オプションの説明は、“7.2.3.1 コンパイラ異常発生時の自動リカバリ機能”を参照してください。


-XX:CompileTimeout
※オプションの説明は、“7.2.3.2 長時間コンパイル処理の検出機能”を参照してください。

-XX:+UseLargePages
※ラージページのメモリページの使用が有効になります。デフォルトでは無効になっており、ラージページは使われません。

-XX:CICompilerCount=threads
※動的コンパイルに使用するコンパイラ・スレッド数を設定します。
OpenJDK 8では階層型コンパイルが使用されており、デフォルトでは、最大でコア数まで拡大されます。