Interstage Application Server V13での主な変更内容
インストール時のWebサーバ作成
Interstage Application Server V13.0以降では、インストール時にWebサーバ(Interstage HTTP Server)の動作環境が作成されません。シングル・サインオンを利用する場合は、「シングル・サインオン運用ガイド」を参照して、Webサーバを作成してください。
「必要な容量」で表示される値について
Interstage V13.0以降、「インストール機能の選択」画面に表示される「必要な容量」には、以下の機能のインストールに必要な容量は含まれていません。詳細は「インストールガイド」の「インストール作業」-「新規インストール」-「インストール機能の選択」を参照してください。
GlassFish 5
OpenJDK 8
Webサーバコネクタ(Interstage HTTP Server 2.4用)
インストール時の"JDKまたはJREのインストール先のフォルダ設定"について
Interstage V13.0以降、製品インストール時に"JDKまたはJREのインストール先のフォルダ"の設定はできなくなりました。本製品のインストール時には、"JDKまたはJREのインストール先のフォルダ"の設定をするための「インストール先の選択」画面は表示されません。
インストール先の設定について
Interstage V13.0以降、本製品をインストール済の環境にインストールする場合、インストール先の設定はできなくなりました。2回目以降のインストールでは、初回にインストールしたときと同じディレクトリにインストールされます。
Interstage Application Server V7での主な変更内容
コマンド、DLLファイルのインストール先の変更
Interstage Application Server V7.0(Interstage V7.0)では、各サービスが提供するコマンド、DLLファイルの格納先が変更されました。Interstage Application Server V6.0(Interstage V6.0)以前の格納先の構成を意識した処理を行っている場合、新格納先に合わせて修正する必要があります。また、Interstage V6.0以前の格納先と同じ構成としたい場合、issetcompatiblepathコマンドを使用し、Interstage V6.0以前の格納先にコマンド、DLLファイルを複写できます。issetcompatiblepathコマンドの詳細は、「リファレンスマニュアル(コマンド編)」を参照してください。
以下に、コマンド、DLLファイルの格納先(C:\Intersageにインストールした場合の格納先の例)を示します。
サービス名 | Interstage V6.0以前 | Interstage V7.0以降 |
J2EE | C:\Interstage\J2EE\bin | C:\Interstage\bin |
データベース連携サービス | C:\Interstage\ots\bin | C:\Interstage\bin |
Webサーバ(Interstage HTTP Server) | C:\Interstage\F3FMihs\bin | C:\Interstage\bin |
コンポーネントトランザクションサービス | C:\Interstage\extp\bin | C:\Interstage\bin |
JMSサービス | C:\Interstage\jms\bin | C:\Interstage\bin |
シングル・サインオン | C:\Interstage\F3Fmsso\ssoatcsv\bin | C:\Interstage\bin |
イベントサービス | C:\Interstage\eswin\bin | C:\Interstage\bin |
Interstage EJBサービス | C:\Interstage\ejb\bin | C:\Interstage\bin |
インストール時のIJServer作成
Interstage V7.0以降では、インストール時にIJServerが作成されません。インストール完了後に、必要に応じてInterstage管理コンソールからIJServerを作成してください。