Mirroring Controllerの停止方法は、以下の2つがあります。
mc_ctlコマンドで停止する
サービスを停止する
注意
Mirroring Controllerの停止は、“Administrator”権限のある(Administratorsグループに属するユーザーIDを持つ)ユーザーが行ってください。
Mirroring Controllerが起動された状態で、コマンドプロンプトからmc_ctlコマンドをstopモードで実行して、Mirroring Controllerを停止します。
例)
> mc_ctl stop -M D:\mcdir\inst1
ポイント
Mirroring Controllerのプロセスのみを停止する場合には、mc_ctlコマンドのstopモードに--mc-onlyオプションを指定することで行えます。
参照
mc_ctlコマンドの指定方法の詳細については、“コマンドリファレンス”を参照してください。
[管理ツール]の[サービス]ウィンドウで、Mirroring Controllerのサービスを選択して、[停止]メニューをクリックします。
注意
意図しない自動切り替えを発生させないためには、プライマリサーバのOSをシャットダウンする前に、必ずMirroring Controllerを停止するか、またはスタンバイサーバのOSをシャットダウンしてください。
サービスを停止する場合、停止するインスタンスを利用するアプリケーションやプログラムが実行している場合はそれらを終了させてから、Mirroring Controllerを停止してください。
Mirroring Controllerを停止せずにインスタンスのみを停止した場合には、以下の影響があります。
自動切り替え/切り離しを有効化する場合
Mirroring Controllerがインスタンスに異常が発生したと判断して、不必要な自動切り替えを行ってしまいます。また、自動切り替えが正常に動作しなくなる場合があります。
自動切り替え/切り離しを有効化しない場合
Mirroring Controllerがインスタンスに異常が発生したと判断して、イベントログにエラーを出力してしまいます。