ここでは、本バージョンにアップデート済みのLog Managementを旧バージョンに切り戻す手順について説明します。
以下の事項が前提です。
本製品の更新ツールにより、Automation Manager、Log ManagementおよびContainer Managementが本バージョンにアップデートされていること。
「更新ツールの実行準備」の[切り戻し時]の手順を実施済みであること。
本手順はHelmが旧バージョンである必要があります。(新バージョンに更新される前または更新後に旧バージョンに切り戻されていること)
注意
切り戻し作業中、Log Managementの各サービスは使用できません。
更新、および、切り戻しの操作は多重実行できません。各操作はシーケンシャルに実行してください。
以下の手順を行うことでLog Managementの切り戻しができます。
Log Managementを切り戻すために、Elasticsearchの削除を実施します。Ansibleサーバーにログインし、以下を実行します。
$ helm delete --purge fj-elasticsearch
その後、NFSサーバーにログインし、管理者権限で以下を実行することでElasticsearchのデータを削除します。
# rm -rf /var/FJSGHD/fj-esdp-system-elasticsearch-volume-0/* # rm -rf /var/FJSGHD/fj-esdp-system-elasticsearch-volume-1/* # rm -rf /var/FJSGHD/fj-esdp-system-elasticsearch-volume-2/* # rm -rf /var/FJSGHD/fj-esdp-system-elasticsnapshot-volume/*
Log Managementの切り戻しはContainer Managementを切り戻すことで実施します。 「4.2.3 Container Management」を実行し、Container ManagementおよびLog Managementを切り戻します
Log Managementのリストア
切り戻し実施後は、更新前に取得していたバックアップからLog Managementをリストアします。
リストア手順は「運用ガイド(FJCS仕様)」-「Log managementのリストア」を参照してください。