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Enterprise Service Development Platform V1.2.0 インストールガイド(FJCS仕様)
FUJITSU Software

2.1.1 資材の配置

  1. インストール用サーバーにログインして、管理者権限に変更します。

    # sudo su -

    sudoが使えない場合は、以下を実行してください。

    # su -
  2. インストール資材を格納するディレクトリを作成します。

    # mkdir -p /var/FJSGHD
    # chmod 755 /var/FJSGHD
  3. インストール用サーバーにDVDを挿入し、マウントしてください。 DVDを挿入できない場合、DVDのISOイメージをインストール用サーバーにコピーしてマウントしてください。 以下はISOイメージをマウントする際の例です。

    # mount -t iso9660 <1つめのISOイメージのファイルパス> <1つめのマウントポイント>
    # mount -t iso9660 <2つめのISOイメージのファイルパス> <2つめのマウントポイント>
  4. インストール資材をコピーします。

    # cd /var/FJSGHD
    # cp -rf <1つめのマウントポイント>/* ./
    # cp -rf <2つめのマウントポイント>/* ./
  5. 作成したディレクトリに、インストールに使う資材を配置します。

    ファイルパス 説明
    /var/FJSGHD/files/clouds.yml FUJITSU Hybrid IT Service FJcloud-Oの認証情報を設定するファイル
    /var/FJSGHD/files/keys/lb/server.crt ロードバランサーに設定するサーバー証明書
    /var/FJSGHD/files/keys/lb/server.key ロードバランサーに設定するサーバー秘密鍵

    clouds.ymlは、以下の内容で作成してください。

    clouds:
      stagehand:
        auth:
          auth_url: https://identity.jp-east-3.cloud.global.fujitsu.com/v3
          username: <IaaS管理者のユーザー名>
          password: <IaaS管理者のパスワード>
          project_id: <本製品を構築するプロジェクトのプロジェクトID(注1)>
          domain_id: <本製品を構築するドメインのドメインID(注2)>
        region: jp-east-3
    
    rest_client:
      timeout: 120
      retry_count: 3
      retry_interval: 60

    注1)プロジェクトIDはFUJITSU Hybrid IT Service FJcloud-Oのポータルの以下のメニューから確認できます。ポータルにはIaaS管理者でログインしてください。

    注2)ドメインIDはFUJITSU Hybrid IT Service FJcloud-Oのポータルの以下のメニューから確認できます。ポータルにはIaaS利用者でログインしてください。