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Enterprise Service Development Platform V1.2.0 運用ガイド
FUJITSU Software

8.3.1 GitLabのリストア

手順を実施する環境によって手順が異なります。本製品のバージョンがV1.2.0かつ修正パッチF1013-2021-001が未適用の条件に該当する環境の場合は、後述のV1.2.0(修正パッチF1013-2021-001未適用)のバックアップ手順を参照してください。

リストア手順

GitLabの公式ドキュメントを参考にして、リストアしてください。

注意

  • 公式ドキュメントの"helm release name"と"RELEASE_NAME"には"fj-gitlab"を指定してください。

  • kubectlコマンド実行時には"-n fj-esdp-system"でnamespaceを指定してください。

V1.2.0(修正パッチF1013-2021-001未適用)のリストア手順

GitLabの公式ドキュメントを参考にして、リストアします。

ただし、Restoring the backup fileの手順は以下に従います。

  1. 8.2.1 GitLabのバックアップ」のv1.2.0(F1013-2021-001パッチ未適用)のバックアップ手順の事前準備を実施してください。
  2. バックアップファイルをGitLabのコンテナに転送します。バックアップファイルは「8.2.1 GitLabのバックアップ」のv1.2.0(F1013-2021-001パッチ未適用)のバックアップ手順で取得したファイルです。
    $ kubectl -n fj-esdp-system cp <バックアップファイルのパス> $(kubectl get pods -n fj-esdp-system |grep fj-gitlab-task-runner | cut -d ' ' -f 1):/home/git/
  3. 以下のコマンドを実行して、リストアします。
    $ kubectl -n fj-esdp-system exec -i $(kubectl get pods -n fj-esdp-system |grep fj-gitlab-task-runner | cut -d ' ' -f 1) -- bash << 'EOS'
    PATH=/home/git/bin:$PATH
    backup-utility --restore -t file:///home/git/<バックアップファイル名>
    EOS
  4. GitLabの公式ドキュメントを参考にして、GitLab Runnerのregistration tokenをリストアします。

注意

  • kubectlコマンド実行時には"-n fj-esdp-system"でnamespaceを指定してください。