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Big Data Integration ServerV1.3.0 加工編導入・運用ガイド
FUJITSU Software

5.5.2 ソートコマンドの実行例

shunsortコマンドの実行例を以下に示します。

  1. sort用動作環境ファイルの定義

  2. ソート条件ファイルの記述

  3. shunsortコマンドの実行


(1) sort用動作環境ファイルの定義

ソートコマンドが動作するための環境ファイル(例:Sort.cfg)を定義します。


# 入力ファイル
InFile       /home/shunsaku/Schema.csv;/home/shunsaku/Data.csv
# 出力ファイル
OutFile      /home/shunsaku/Output.csv
# 作業ディレクトリ
WorkFolder   /home/shunsaku/tmp/
# ログファイル
LogFile      /home/shunsaku/log/Sort.log
# エラーデータ出力ファイル
ErrFile      /home/shunsaku/errdata/err.csv  10

参考

InFileパラメタを省略した場合には、標準入力よりデータを読み込みます。

OutFileパラメタを省略した場合には、標準出力に結果を出力します。

入出力結果を別処理と連携させる場合、入出力ファイルに名前付きパイプを使用すると便利です。名前付きパイプの指定例については、“7.4 名前付きパイプを指定する例”を参照してください。

(2) ソート条件ファイルの記述

ソートする条件をソート式およびリターン式としてソート条件ファイル(例:SrtCond.cfg)に定義します。


# 文字コード
CharacterCode  EUC
# 入力ファイルタイプ
InFileType     CSV
# ソート式
OCondition     $Rcode,$Scode
# リターン式
RCondition     $Rcode,$Rname,$Scode,$Sname
# 利用可能メモリサイズ
MemorySize      1500
# 数値演算式における空の扱い
SubstituteZeroForEmpty        NO

(3) shunsortコマンドの実行

以下に、shunsortコマンドの指定例を示します。

shunsort -s /home/shunsaku/cfg/Sort.cfg
         -a /home/shunsaku/cfg/SrtCond.cfg