連結機能を使って、入力ジャーナルファイルと入力マスタファイルを連結するには、以下を設定します。
入力ジャーナルファイルまたは入力マスタファイルから抽出する項目を、ListDefパラメタ(入力項目定義)に指定します。
連結条件式およびリターン式に定義する項目は、ここに列挙する必要があります。
抽出した項目のうち、入力ジャーナルファイルと連結したい(データの意味が等しい)項目を連結条件式に指定します。
ここで指定した項目同士を連結照合します。
Data Effectorの連結機能の結合方式(結合型)には、以下の3つがあります。
入力ジャーナルファイルのデータが、入力マスタファイルに存在しない、または、入力マスタファイルのデータが入力ジャーナルファイルに存在しない場合には、そのデータは空で出力します。
参考
INNER JOIN方式を指定した場合、入力マスタファイルのレコードと連結できなかった入力ジャーナルファイルのレコード(以降、未連結のジャーナルレコードと略します)が存在した場合、未連結のジャーナルレコードは出力されません。
この場合、以下のパラメタを設定することで、未連結のジャーナルレコードを別のディレクトリに出力できます。
基本コマンド利用時は、replace用動作環境ファイルのExceptRecordFolderパラメタ
C API利用時は、AsisSetEnvironment関数の環境パラメタExceptRecordFolder
統合コマンド利用時は、統合定義ファイルのExceptRecordFolderタグ
操作例については、“3.3.2.8 入力マスタファイルに合致したジャーナルデータだけを出力する場合”を参照してください。
連結の結果、出力したい項目をリターン式に指定します。
以下に、連結条件の指定と出力例を示します。
例