SMTP認証パスワードの管理環境を作成します。
入力された識別用文字列を変換して識別用文字列ファイルを作成します。
また、SMTP認証パスワードファイルを作成します。この時、SMTP認証パスワードおよびSMTPサーバセクション設定名の設定は行いません。
コマンド | オプション |
---|---|
lcmlfsetpasswd | -i 識別用文字列 |
例)識別用文字列(identifier_123)を設定する場合
lcmlfsetpasswd -i identifier_123
識別用文字列の文字列長は8~20バイトです。
指定可能な文字種は、半角英数字および半角記号「ピリオド(.)」、「アンダーバー(_)」、「ハイフン(-)」です。
文字列長が8バイト未満または20バイトを超過している場合や、指定不可能な文字種が指定されている場合は異常終了になります。
識別用文字列ファイルまたはSMTP認証パスワードファイルがすでに存在する場合は、異常終了になります。
識別用文字列を変更する場合は、作成したSMTP認証パスワードの管理環境を削除した後に、環境作成機能で再度指定してください。
正常終了時に、識別用文字列ファイルとSMTP認証パスワードファイルを作成します。作成されたファイルの格納先については、以下を参照してください。
⇒ “2.7.5 SMTP認証パスワード設定コマンドが作成するファイル”
また、コマンド終了時には、以下のメッセージのどちらかが表示されます。
The environment was created successfully.
環境作成に成功しました。
Failed to create environment.
環境作成に失敗しました。