MeFtで作成した帳票データをPDF変換する場合、“1.1.12 MeFtとの連携”の図1.7に示す構成でPDFファイルを生成できます。
外字(利用者定義文字とJEF拡張文字)をPDFファイルに埋め込む場合については、以下を参照してください。
⇒ “2.1.9 外字を使用したPDFの出力方法”
必要な製品
【Windows(x64)版】を利用してPDF出力する場合
NetCOBOL Enterprise Edition (64bit) V11.0.1 以降のMeFtコンポーネント
NetCOBOL Standard Edition (64bit) V11.0.1 以降のMeFtコンポーネント
MeFt V10.0.0
【Solaris版】を利用してPDF出力する場合
MeFt 6.0以降
【Linux for Intel64版】を利用してPDF出力する場合
Linux for Intel64版NetCOBOL Enterprise Edition V11.0.0以降のMeFtコンポーネント
MeFtの設定
以下の指定を行うことによって、PDFファイルを生成することができます。
詳細については、プラットフォーム別にMeFtのオンラインマニュアル“MeFt説明書”を参照してください。
MeFtのプリンタ情報ファイルのストリーム種別に「PDF」を定義すると、PDF変換機能が呼び出され、PDF変換が行われます。
MeFtのプリンタ情報ファイルに指定するPDF変換機能のPDF文書情報ファイルに、以下のパラメタを指定することができます。
文書情報の設定
PDF文書に書き込む作成者、タイトル名、サブタイトル名、およびコメントを設定することができます。
フォントのエンベッド(貼り付け)
外字(利用者定義文字とJEF拡張文字)のエンベッド(貼り付け)を“する”、“しない”という設定を行います。
暗号パスワード
作成されたPDFファイルを開く際に必要となるパスワードとセキュリティレベルを設定するパスワードを記述します。
セキュリティレベル
印刷の可否、文書変更の可否、テキストとグラフィックスの選択の可否を設定できます。
暗号化には、従来の40bit暗号化と強度の高い128bit暗号化を選択することができます。128bit暗号化では、MeFtのSTREAMENV(管理情報ファイル名指定)にPDF文書情報ファイルとして以下のキーワードを設定することによって細かなセキュリティオプションを設定することができます。
PDF-KEY128
PDF-PRINT
PDF-MODIFY
PDF-SELECT
PDF文書情報ファイルの設定内容については、以下を参照してください。
⇒ “2.2.2 PDF文書情報ファイルの書式”
MeFtのプリンタ情報ファイルの指定方法については、MeFtのオンラインマニュアル“MeFt説明書”の“管理情報ファイル(STREAMENV)”を参照してください。