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Interstage List Creator V11.0.0 PDF変換機能編
FUJITSU Software

1.1.1 独自のPDF生成エンジン

帳票ミドルウェアとのシームレスな連携により、コンパクトで高速なPDF生成を実現しています。

また、PDFファイル情報としてタイトル/サブタイトル/作成者の設定が行えるため、作成したPDFファイルの用途や目的を明確にしておくことができます。

しおりの作成、しおりの表示により、大量ページのPDFファイルの検索性が向上されます。

Acrobatのツールバー/メニューバー/タイトルバーの表示/非表示機能や、初期表示ページの指定やページ表示倍率の指定など、運用に応じたAcrobatの表示スタイルをあらかじめPDF中に指定することが可能です。


PDFファイルの出力を目的とする場合、印刷アプリケーションからList Creatorを呼び出すことによって、「PDF変換機能」を利用することができます。

図1.2にList CreatorとしてのPDF変換機能の基本運用形態を示します。

次に、基本運用形態について具体的に説明します。

図1.2 基本運用形態によるPDFファイル出力の具体例

  1. 帳票定義情報をアプリケーションサーバ/帳票出力サーバ上に配置します。

  2. アプリケーションを実行すると、データファイルにList Creatorの入力となるデータが作成されます。

  3. アプリケーションは、List Creatorの帳票出力を実行します。

    List Creatorの帳票出力については、以下のマニュアルを参照してください。

    • List Creator 帳票出力インタフェース使用時
      オンラインマニュアル“アプリケーション作成ガイド”

    • COBOLアプリケーション連携機能使用時
      オンラインマニュアル“COBOLアプリケーション連携機能編”

  4. List Creatorは、2の入力データを1で配置した帳票定義情報にしたがって出力(PDFファイル出力)します。