RLMおよびRLCファイルの作成は、セットアップスクリプトのdxcrtrlp.shで行います。
dxcrtrlp.shは、各ノードの主系RLPと従系RLPでそれぞれ実施します。
本作業は、Symfoware Serverが停止中に実施します。
RLMおよびRLCファイルの作成先は、ローデバイスです。
主系RLP
正系ノードのRLMおよびRLCファイルを作成します。このとき、正系ノードで作成したRLCファイルは、副系ノードに自動で複写されます。
正系ノードでの操作
$ dxcrtrlp.sh -d 主系RLPの複写元RLPのRLP定義ファイル名 -p 主系RLPのRLP名 -m origin
副系ノードのRLMを作成し、両ノードで作成したRLMおよびRLCファイルの情報を整合させます。
副系ノードでの操作
$ dxcrtrlp.sh -d 主系RLPの複写先RLPのRLP定義ファイル名 -p 主系RLPのRLP名 -m duplicate
従系RLP
副系ノードのRLMおよびRLCファイルを作成します。このとき、副系ノードで作成したRLCファイルは、正系ノードに自動で複写されます。
副系ノードでの操作
$ dxcrtrlp.sh -d 従系RLPの複写元RLPのRLP定義ファイル名 -p 従系RLPのRLP名 -m origin
正系ノードのRLMを作成し、両ノードで作成したRLMおよびRLCファイルの情報を整合させます。
正系ノードでの操作
$ dxcrtrlp.sh -d 従系RLPの複写先RLPのRLP定義ファイル名 -p 従系RLPのRLP名 -m duplicate
注意
RLMおよびRLCファイルの作成が完了するまでSymfoware Serverを起動しないでください。
本作業は、複写元RLPでのdxcrtrlp.shが正常終了したことを確認した後、複写先RLPでdxcrtrlp.shを実施してください。
エラーが発生した場合は、“3.1 RLMおよびRLCファイル作成時の異常”を参照して復旧してください。
参照
dxcrtrlp.shの詳細は、“Mirroring Controller コマンドリファレンス”を参照してください。
RLP定義ファイルの記述については、“G.5 RLP定義ファイルの編集”を参照してください。