GlassFish Server管理コンソールを利用する場合は、Red Hat OpenShift上で以下の手順を実行します。なお、GlassFishの運用操作はRed Hat OpenShiftのDockerコンテナ内でasadminコマンドを実行することでも可能です。
注意
GlassFish Server管理コンソールを使用する場合、Red Hat OpenShiftのNodePortが必要になります。そのため、GlassFishベアイメージを作成する前にRed Hat OpenShift環境のNodePortで使用するポート番号を採番してください。
本番開発環境からGlassFish運用資産をバックアップする前にDASの運用管理用HTTPリスナーのポート番号を、Red Hat OpenShift環境で採番したNodePortのポート番号に変更してください。
GlassFish Server管理コンソールやasadminコマンドを使用して変更した設定内容は、Podを再起動すると失われます。運用中のJakarta EEアプリケーションやInterstageのパラメーターの変更を行う場合は、「3.3.2 運用中のJakarta EEアプリケーションやパラメーターの変更」の手順を実施してください。
NodePortタイプのサービスを定義したyaml形式の設定ファイルを作成します。
以下はlabelが"app: glassfishmyapp"のPodに対して、ポート番号が"32121"のNodePortのサービスを定義する例です。
kind: Service apiVersion: v1 metadata: name: glassfishmyapp-glassfishadmin spec: type: NodePort ports: - nodePort: 32121 port: 32121 protocol: TCP targetPort: 32121 selector: app: glassfishmyapp
「手順1」で作成した設定ファイルを使ってNodePortタイプのサービスを定義します。
以下は、設定ファイル名が"glassfishmyapp-glassfishadmin.yaml"の場合の例です。
# oc create -f glassfishmyapp-glassfishadmin.yaml
GlassFish Server管理コンソールにアクセスします。
以下は、ホスト名が"masterhost"のGlassFish Server管理コンソールにアクセスする場合の例です。
https://masterhost:32121/glassfish_admin/