マルチコネクタ連携機能とは、1回の帳票出力(ユーザアプリケーション)の実行で、同じ帳票を複数の出力先に出力できる機能です。コネクタ連携機能を利用し、以下のように3 段階のサーバ構成で帳票が出力できます。
図1.1 マルチコネクタ連携機能

- アプリケーションサーバ
帳票出力(ユーザアプリケーション)を実行するサーバです。
- 帳票編集サーバ
アプリケーションサーバからの帳票の同時出力依頼が登録されるサーバです。
なお、帳票編集サーバと同一サーバのList Worksと連携し、帳票編集サーバで帳票を電子保存することもできます。
- 共通サーバ
帳票を実際に印刷する帳票出力サーバの総称です。
アプリケーションサーバで帳票出力(ユーザアプリケーション)を実行すると、帳票編集サーバは、アプリケーションサーバからの出力依頼の指示にしたがい、出力先である複数の共通サーバ(各帳票出力サーバ)へ帳票資源の転送などを行います。共通サーバは、帳票編集サーバからの指示や転送された帳票資源をもとに帳票を出力します。