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Interstage List Creator V11.0.0 マルチコネクタ連携機能編
FUJITSU Software

1.1 マルチコネクタ連携機能と各サーバの位置づけ

マルチコネクタ連携機能とは、1回の帳票出力(ユーザアプリケーション)の実行で、同じ帳票を複数の出力先に出力できる機能です。コネクタ連携機能を利用し、以下のように3 段階のサーバ構成で帳票が出力できます。

図1.1 マルチコネクタ連携機能

アプリケーションサーバ

帳票出力(ユーザアプリケーション)を実行するサーバです。

帳票編集サーバ

アプリケーションサーバからの帳票の同時出力依頼が登録されるサーバです。

なお、帳票編集サーバと同一サーバのList Worksと連携し、帳票編集サーバで帳票を電子保存することもできます。

共通サーバ

帳票を実際に印刷する帳票出力サーバの総称です。

アプリケーションサーバで帳票出力(ユーザアプリケーション)を実行すると、帳票編集サーバは、アプリケーションサーバからの出力依頼の指示にしたがい、出力先である複数の共通サーバ(各帳票出力サーバ)へ帳票資源の転送などを行います。共通サーバは、帳票編集サーバからの指示や転送された帳票資源をもとに帳票を出力します。