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Interstage List Creator V11.0.0 COBOLアプリケーション連携機能編
FUJITSU Software

1.3.2 Web手元印刷型(コネクタ連携時)

コネクタ連携機能を使用して出力した帳票(PDFファイルまたはOWFファイル)を、Webブラウザ上でプレビューしたり、Webブラウザを通してクライアント側のプリンタに印刷したりする形態です。

図1.3 Web手元印刷型(コネクタ連携時)

EE:Enterprise Edition

SE:Standard Edition

  1. Webクライアントから、アプリケーションサーバ上のCOBOLアプリケーションを実行します。

  2. アプリケーションサーバ上のList Creatorは、帳票の出力に必要な情報を生成します。

  3. アプリケーションサーバで生成された情報を含む帳票資源を、アプリケーションサーバから帳票出力サーバに転送します。

  4. 帳票出力サーバ上のList Creatorは、アプリケーションサーバから転送された帳票資源を使用し、帳票定義情報にしたがって帳票を出力します。

  5. 帳票出力サーバで出力されたPDFファイルまたはOWFファイルをアプリケーションサーバに転送して配置します。なお、アプリケーションサーバに転送するかどうかは、環境変数または初期化ファイルで指定できます。

  6. Webクライアントは、アプリケーションサーバ上のPDFファイルまたはOWFファイルをダウンロードし、プレビュー/ 印刷します。

ポイント

  • COBOLアプリケーションを実行するには、事前に以下の準備作業が必要です。

    • 環境構築

    • 帳票資源の準備と配置

    • 環境変数の設定

    各作業の詳細については、以下を参照してください。

    ⇒ “第2章 環境を構築する

    ⇒ “3.2 環境変数を設定する

  • Webクライアントで帳票をプレビュー/印刷する場合は、それぞれ以下がインストールされている必要があります。

    • OWFファイルの場合:Webプラグイン

    • PDF ファイルの場合:Adobe Reader