アプリケーションサーバと帳票出力サーバ間をList Creatorで連携し、帳票出力時に使用する帳票資源を、アプリケーションサーバから帳票出力サーバに転送して帳票を出力する形態です。
帳票出力サーバで出力したPDFファイルおよびOWFファイルを、アプリケーションサーバへ転送(配置)することも可能です。
アプリケーションサーバと帳票出力サーバを異なるコンピュータで運用することにより負荷を分散することができます。
アプリケーションサーバと帳票出力サーバ間の連携が可能な組み合わせについては、オンラインマニュアル“解説編”のコネクタ連携機能におけるサポート範囲に関する記載を参照してください。
図1.2 コネクタ連携型
EE:Enterprise Edition
SE:Standard Edition
アプリケーションサーバに配置したCOBOLアプリケーションを実行します。
アプリケーションサーバ上のList Creatorは、帳票の出力に必要な情報を生成します。
アプリケーションサーバで生成された情報を含む帳票資源を、アプリケーションサーバから帳票出力サーバに転送します。
帳票出力サーバ上のList Creatorは、アプリケーションサーバから転送された帳票資源を使用し、帳票定義情報にしたがって帳票を出力します。
PDFファイルまたはOWFファイルを出力した場合は、出力したファイルをアプリケーションサーバに転送して配置することもできます。
ポイント
COBOLアプリケーションを実行するには、事前に以下の準備作業が必要です。
環境構築
帳票資源の準備と配置
環境変数の設定
各作業の詳細については、以下を参照してください。
⇒ “第2章 環境を構築する”
⇒ “3.2 環境変数を設定する”