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Interstage List Creator V11.0.0 COBOLアプリケーション連携機能編
FUJITSU Software

1.3.1 コネクタ連携型

アプリケーションサーバと帳票出力サーバ間をList Creatorで連携し、帳票出力時に使用する帳票資源を、アプリケーションサーバから帳票出力サーバに転送して帳票を出力する形態です。

帳票出力サーバで出力したPDFファイルおよびOWFファイルを、アプリケーションサーバへ転送(配置)することも可能です。

アプリケーションサーバと帳票出力サーバを異なるコンピュータで運用することにより負荷を分散することができます。

アプリケーションサーバと帳票出力サーバ間の連携が可能な組み合わせについては、オンラインマニュアル“解説編”のコネクタ連携機能におけるサポート範囲に関する記載を参照してください。

図1.2 コネクタ連携型

EE:Enterprise Edition

SE:Standard Edition

  1. アプリケーションサーバに配置したCOBOLアプリケーションを実行します。

  2. アプリケーションサーバ上のList Creatorは、帳票の出力に必要な情報を生成します。

  3. アプリケーションサーバで生成された情報を含む帳票資源を、アプリケーションサーバから帳票出力サーバに転送します。

  4. 帳票出力サーバ上のList Creatorは、アプリケーションサーバから転送された帳票資源を使用し、帳票定義情報にしたがって帳票を出力します。
    PDFファイルまたはOWFファイルを出力した場合は、出力したファイルをアプリケーションサーバに転送して配置することもできます。

ポイント

  • COBOLアプリケーションを実行するには、事前に以下の準備作業が必要です。

    • 環境構築

    • 帳票資源の準備と配置

    • 環境変数の設定

    各作業の詳細については、以下を参照してください。

    ⇒ “第2章 環境を構築する

    ⇒ “3.2 環境変数を設定する